保険料なら払わせてほしい/「お前は間違っていて、私たちが正しかった」なんて思わないでほしい

2022年7月18日(月)~7月24日(日)のTwitterの記録です。

■7月19日(火)「食料支援」
今日は仮放免の方に野菜やお米など食べ物を送りました。ご寄付ありがとうございました。今月もなんとか無事に送ることができました。仮放免の方が栄養バランスの良い食事をとることは極めて困難です。働くことを認められていないからです。沢山はないですが、野菜をしっかり食べてほしいです。

出所:大澤撮影
出所:大澤撮影

■7月20日(水)「Foreigners without residency status fear for their lives
仮放免の方のドキュメントです。写真はクルドの中学生の方。心臓が悪いのに手術できずに困っていました。北関東医療相談会では手術費用を集めています。 また、このドキュメントは18ヵ国に翻訳されて全世界に放送されるそうです。多くの人に知ってほしいです。

Foreigners without residency status fear for their lives | NHK WORLD-JAPAN News
Thousands of undocumented foreigners in Japan have no access to public healthcare, even for life-threatening conditions. One of them, Kurdish teenager Mehmet, n...

■7月20日(水)「外国人女性が働きやすい国ランキング 日本が最下位に」
働き手が減っている日本において、これはすぐに是正されるべきではないでしょうか。

外国人女性が働きやすい国ランキング 日本が最下位に | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
米国では、女性の人工妊娠中絶の権利を認めた過去の判決が最高裁により覆されたのを受け、海外移住への関心が急速に高まっている。そうした中、外国人が住み働きやすい国を順位付けしたランキングが、世界最大のエキスパット(海外駐在員)向け交流サイト「イ...

■7月20日(水)「帰らないのか」
今日は仮放免の方の通院同行でした。精神科です。
入管内で自殺未遂をしたことを聞きました。首と手首を切ったそうです。 定期的に入管に行き仮放免の更新をしていますが、その度に「帰らないのか」と言われ、強制退去に怯える毎日。頭から離れない。この方は国に帰れば殺される可能性があります。

■7月21日(木)「WHOのレポート:医療提供は国境で区切られるものではない」
WHOから重要な指摘です。
「数百万人の移民や難民が避難先で充分な医療措置を受けられていないとし、人権として医療制度に組み込まれるべきとの見解」「医療提供は国境で区切られるものではない」

WHO、難民・移民への医療提供訴え 拒否は人権侵害と指摘
世界保健機関(WHO)は20日、数百万人の移民や難民が避難先で充分な医療措置を受けられていないとし、人権として医療制度に組み込まれるべきとの見解を示した。
多くの脆弱な難民や移民の健康状態が悪化している (報告書) | 公益社団法人 日本WHO協会

■7月21日(木)「生活保護 医療券が不要に?」
まだ詳細わかりませんが、何かと不便かつスティグマを強化し得る「医療券」が不要になることは望ましいと思います。 一方で、ないことを願いますが、マイナンバーを口実にした受給や受診抑制には要注意

Page not found | ヨミドクター(読売新聞)
yomiDr.(ヨミドクター)は、読売新聞による医療・健康・介護のニュース情報サイトです。医者や専門家、著名人が監修・執筆した病気・育児・介護・性など健康に役立つ情報をお伝えしていきます。病気や病院を調べることも可能で、医療にまつわる疑問にお答えする医療相談室も掲載しています。

■7月22日(金)「福音宣教」
北関東医療相談会の長澤さんからいただきました。北関東医療相談会の歴史と「在留資格のない外国人を支える意味」がわかります。https://www.oriens.or.jp/fs/fukuin_recent.html#fukuin_kongetsu

■7月22日(金)「リーマンショック後の日系人の子どもたち」
「金融危機後に帰伯した4世の中には、日本で高校卒業した者も多数含まれている。日本人と同じように言葉を話し、文化を理解しているにも関わらず、家族関係で帰国を余儀なくされた者の中には、ブラジルに戻っても環境に慣れることができず、日本へ戻りたいと…」

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

■7月23日(土)「保険料なら払わせてほしい」
仮放免者は国民健康保険に加入できません。なので、心臓にペースメーカーを入れているお子さんが十分な治療を受けられない。病院に行けないまま健康を害し続けて命を失う人がいる。 保険料の問題なら代わりに支払うので加入させてほしい。本当に困っています。このままだと取り返しがつかなくなる。

■7月23日(土)「『お前は間違っていて、私たちが正しかった』なんて思わないでほしい」
事件が起きる前に書いた感想です。議論すべきことは多々ありますが、対人援助職としてこの言葉を受け止め続けたい。
信者に対して『お前は間違っていて、私たちが正しかった』なんて思わないでほしい

■7月24日(日)「これからも話していきます」
昨日はあるオンラインシンポジウムに参加しました。難民や仮放免者に関してです。
参加者のあるソーシャルワーカーの方が「今まで知らなかった。愕然とした。何か支援はできるのか」という趣旨のコメントをされていました。やはり、仮放免者の置かれている状況は福祉専門職はじめ多くの方に知られていないのが現状かと思います。この間、シンポジウムやセミナー、講演会などで仮放免者のことを話してきました。話す側の私からすると「いつも同じ話ばっかりだし、もういいかな」と思いつつありましたが、そういうことはないようです。引き続き仮放免者の状況を周知していきます。「大澤、また同じ話してるよ」と思われた方はごめんなさい。

■7月24日(日)「小さな経験からでも言ってもいい」
「仮放免者のことを知らない人に実態を伝えていく!」と意気込みつつも、私は知らないことばかりで、いつも皆さんから学ばせてもらっています。でも、知らないことが多いから仮放免者のことを周りに言ってはいけないということはなく、言ってもいいのだと思います。村上春樹さんのエッセイを読んでそう感じました。
どんな小さな経験からだって人は、やりようによってはびっくりするほどの力を引き出すことができます

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