「外国人」であること、「仮放免」であること/相次ぐホームレス化する難民/内在化される被差別感

2022年7月25日(月)~7月31日(日)のTwitterの記録です。

■7月25日(月)「夜回り」
今日は定例の中野夜回り。暑いこともあり、いつもより歩き疲れた感じがします。暑い中、野宿されている方もいらっしゃいました。これからもっと暑くなります。皆さん工夫されているとは思いますが、熱中症が心配です。コロナが大変になっている今、病院にはなかなか行けないと思うので。

出所:大澤撮影

■7月26日(火)「知らない番号から電話」
知らない番号から電話がありました。アフリカ出身の仮放免の方でした。
「ユウマさんですか?わたし肺に問題がある。お腹と背中が痛い。医療費難しい病院行けない」「食べ物も難しい」 2ヶ月間痛みに耐えているとのことでした。これから病院を探します。治療費もどうにかしないと。食べ物送ります。

■7月27日(水)「シェルターの掃除」
月火水はつくろいのシェルターの掃除をしました。シェルターからアパートへ移った方、仮放免の方と一緒です。 暑くてヘトヘト、肌が焼けました。皆さんのおかげで部屋が綺麗になりました。皆さんのご協力がなければ本当にやっていけません。ありがとうございました。

■7月28日(木)「『外国人』であること、『仮放免』であること」
仮放免で難民の南アジア出身の方が駅で特に理由もなく職務質問を受けました。在留カードの提示を求められ、持っていないので仮放免許可証を見せたら「なんだこれは」ということになり、持ち物を隅々まで見られたそうです。
アフリカ出身の方は隣人の高齢の方がお亡くなりになったので事件性はないのですが、一応警察がやってきました。在留カードの提示を求められ仮放免許可証を見せたところ「何で捕まったんだ!」と言われ、この方は「悪いことはしていないです」と答えました。実際に悪いことはしていません。この方も難民です。大家さんは「○○さんは本当に優しい人だねえ」とお話していました。亡くなったご高齢の方とも交流があり、心を痛めていました。
「外国人」というだけで差別的な眼差しがあります。かつ、仮放免者は理解されず、誤りに基づいた負のレッテルを張られがちです。

■7月29日(金)「相次ぐホームレス化する難民」
今日はホームレス状態になった(なりかけている)外国人の方の相談が3件ありました。
そのうちの一人は友人経由で北関東医療相談会の長澤さんの電話に。難民申請者。お金なし、食べ物なし、家なし。駅まで行って宿泊費と食べ物を渡しました。でもすぐなくなります。彼は何度も何度も深々と頭を下げて「ありがとう、ありがとう」と言っていました。
彼の友人と話しました。私「このあとどうするんですか?」友人「正直なところわからない。でも彼も人。どうにかしないといけない」「長澤さん大澤さんも大変。迷惑はかけないようにします」
どうにかなることを願うしかありません。困ったら連絡してくださいとお伝えしました。連絡受けたところで何ができるのかわからないですが、何かやるしかありませんホームレス状態になりたくてなったわけでもないし、国にも帰れない。本当にどうすればいいのか。

■7月29日(金)「同郷の友人」
今日は仮放免の方と通訳の方と一緒に病院に行きました。大きな疾患があるかもしれません。また病院に行きます。
彼がスマホで動画を見せてくれました。人が惨殺されている動画でした。「ユウマさん、これ私が帰れない理由」。私も彼の国の状況は知っています。国やテロ組織の虐殺が相次いであるところです。
彼は医療費も家賃も生活費も困っています。定期的に入管に行って仮放免の更新をしますが、バスに乗れないので歩いて行きます。30分ぐらいかかります。
彼の同郷の友人はカナダで難民申請が通ったそうです。彼は病気で辛いこともあり「死にたいよ」と言っていました。

■7月30日(土)「内在化される被差別感」
先日、日頃からお世話になっている支援者の方から連絡がありました。
「仮放免の方がある検査をするにあたって最低でも5万円かかるが、どうすればいいか」という趣旨のお話でした。私は「お金はすぐに準備できないから出来ない」と答えました。仮放免の方は落胆したと思います。自分自身に向かってくる「差別」をさらに内在化させたかもしれません。命と健康にボーダーはありません。外国人だから仮放免者だからやらなくていいというのは理由になりません。人は同じように苦しみます。苦しまないで済むかどうかは制度がどうあるかということで決まります。制度の改善を強く求めます。

■7月31日(日)「こころの時代」
NHKの皆様、関係者の皆様、視聴してくださった皆様、ありがとうございました。活動していく勇気をもらいました。再放送は高校野球の関係で中止です(雨天除く)。NHKプラスでは期間限定で放映されるとのこと。多くの人に観てもらいたいです。
私は、長澤さんや日頃からお世話になっている方々とは違い、物事を深く捉え語ることができないままにあります。いつかは深く語れる人になりたいなと思っていますが、今は皆さんのご活動から学ばせてもらいながら、目の前のすべきことをひとつひとつ行っていくほかないかなと感じています。

「私のガリラヤを生きる」 - こころの時代〜宗教・人生〜
イエスが苦境にある人々を救おうと赴いた辺境の地、ガリラヤ。日本の入管行政の狭間などで人として存在を軽んじられた外国人困窮者のために奔走する聖職者、半世紀の歩み 40年にわたり、日本に暮らす外国人困窮者のいのちを守る活動を続けてきた長澤正隆さん。難民申請が認められず心を病んだ人、労働現場で深刻な病や大けがを負った人など...
タイトルとURLをコピーしました