医療を受けられないまま放置され続ける困窮外国人

この記事では、現在、問題となっている「困窮外国人の医療」についての記事をまとめました。この記事を読めば、この問題についての最新状況を把握できます。
なお、「困窮外国人の医療」についてはchange.orgで署名を行っています。是非ご協力ください。

あなたの声が力になります
【お金のない人から、高額な医療費をとらないで!】 コロナ禍で苦しむ移民・難民の命を守る制度を整えてください

■困窮化する外国人
このコロナ禍で外国人向けの相談会が多数行われてきました。
お金がなく病院に行けず我慢を強いられている外国人が殺到しています。非常事態です。

想定の2倍以上、医療を受けられない困窮外国人が殺到
2021年11月3日、東京の四谷にある教会で、外国人支援団体が主催する外国人向けの医療相談会が行われました。60名を定員としていましたが、当日集まった外国人は約140人。想定の2倍以上でした。この日の相談会には、アフリカ出身の人たちを中心に、若者から中高年、子連れの家族たちが訪れていました。千葉県から来たという東南アジ...
[54]外国人を医療や福祉から排除する日本の公的制度~コロナ禍で困窮に拍車 - 稲葉剛|論座アーカイブ
人権ふみにじる入管法「改悪」、市民社会の力で政府が断念 5月18日、政府・与党は人権上のさまざまな問題点が指摘されていた入管法「改正」案の通常国会での成立を断念した。  「改正」案の廃案をめざして署名


■「絶対的貧困」仮放免者
仮放免者は就労が禁止され、かつ、国民健康保険に加入することもできず、生活保護を受けることもできません。つまり、食べられない・家賃払えない・病院に行けない=生きていけないという状況です。

「わたし、ホームレスよ」片手には薬の袋 死後に届いた在留カード
「日本語をもっと勉強したいから、漢字の練習帳を送ってほしい」。来日17年のカメルーン人女性が病床で、そんなLINEメッセージを残し、今年1月に末期がんで他界しました。ホームレスになったり、入管施設に収容されたりしながらも、多くの人に愛され…
偽りの共生:死の直前「漢字勉強したい」カメルーン出身者は救えなかったのか | 毎日新聞
 念願だった1枚のカードが届いたのは、息を引き取った3時間後だった――。日本で難民認定申請中だったアフリカ・カメルーン出身の42歳の女性が1月23日早朝、東京都内の病院で亡くなった。死因は全身に転移したがんだった。2度にわたり入管施設に収容され、仮放免(条件付きの解放)されたが一時はホームレス状態に

■最後のセーフティネットの崩壊「無料低額診療事業」
国民健康保険にも加入できず生活保護も受けられない困窮外国人がいます。そうした外国人の最後のセーフティネットとして機能してきたのが善意ある病院が行ってきた「無料低額診療事業」です。しかし、このコロナ禍において同制度は崩壊の危機に瀕しています。つまり、多くの外国人が生活や命の危機に直面しています。

エラー|NHK NEWS WEB
【要請書2021.11.29】国籍や在留資格の有無に関わらず、すべての人への医療保障を求める要請書 – 全日本民医連

■お金のない外国人には3倍の医療費を払ってもらいます「保険点数1点20円30円問題」
医療保険に加入していれば3割の負担で医療を受けることができます。しかし、加入していないと100%自己負担です。しかし、最近では、お金がなく保険に加入していない外国人を対象に通常の2倍3倍の医療費を請求する病院が増えてきています。
2倍3倍の医療費は通訳代だと言われたことがありますが、私が対応した限りでは通訳の方がいたことはありません。困窮外国人を追い返したいから2倍3倍にしているのでしょうか。これは「水際作戦」です。差別としか言いようがありません。困窮者・外国人への二重の差別です。

生活に困窮する外国人は2倍の医療費を払ってください?
北関東医療相談会のメンバーの方から聞きました。埼玉県A市に暮らす仮放免の中学生。病院に行かなければならないケガをしてしまい病院へ。しかし、保険証がないため診療できず。帰宅せざるを得なくなってしまう。後日、北関東医療相談会のメンバー...
医療費300%負担も 無保険の外国人がさらされる命の危機 | 毎日新聞
 今年3月、名古屋出入国在留管理局の施設内でスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が病死し、ずさんな医療体制が問題となった。しかし、在留資格がない外国人は、入管施設の外でも命の危険にさらされている。健康保険に加入できないため、重病になると医療費(100%負担)が高額になり、支払え
保険証ない外国人は「医療費2倍」 広がる訪日客価格:朝日新聞デジタル
 健康保険証のない外国人の方の医療費は、全額負担のさらに2倍になります――。大阪市で暮らすチュニジア人の女性(25)は昨年8月、病院の受付でそう告げられ、驚いた。だが、こうした医療機関は今、全国的に珍…
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