命と健康を害し続ける構造/ホームレス状態の難民/仮放免者の困難

2022年8月1日(月)~8月7日(日)のTwitterの記録です。

■8月2日()「シェルターの掃除」
今日は仮放免の方とシェルターからアパートに移った方々とシェルターの掃除をしました。2件行いましたが、暑くてフラフラ。今日はしんどかったです。皆さん、ありがとうございました。その間にも仮放免の方から相談多数。対応しきれていません。公助も自助もなく。共助だけでは生きられません。

■8月2日(火)「健康」
「健康は家庭の財布の大きさで左右されてはならない権利であるべきだ」

チリ 医療完全無料へ/「健康は財布で左右されぬ権利」

■8月3日(水)「仮放免の子ども」
日本に長く暮らす仮放免の子どもを知っています。日本生まれの子どもを知っています。一緒に日本社会を創りあげている人たちです。

あなたの声がチカラになります
日本を故郷と思っている子どもたちとその家族を追い出さないでください~一人でも多くの人に在留特別許可を与えてください~

■8月3日(水)「命と健康を害し続ける構造」
連日、仮放免の方の通院に同行しています。できる限りの医療を提供できるように病院や支援者の方が尽力されています。でも、限界があります。日本人の多くが「普通」に受けられる医療を仮放免者は受けることができません
よく「医療を受けられない仮放免の人はどうなってしまうの?」と質問を受けます。小さい病気は我慢せざるを得ず徐々に健康を害していきます。収入もないので栄養は不十分です。お金もなく、社会的に排除された地位なので外出しなくなります。例えば「外国人」という理由で職務質問を受けた際に仮放免であることを説明すると、理解されず強烈な疑いの眼差しを向けられます。心身ともに不健康な状態に押し留められた結果、より大きな疾患に繋がります。手術費用は高くて払えません。緊急搬送されることもあります。受け入れた病院には多額の未収金が出ます。そして、最悪の場合、亡くなることもあります。
社会的に排除された人がさらに排除され命と健康を害し続ける構造があります。この構造を壊さなければなりません。仮放免者に就労を認めるべきです。国民健康保険の加入を認めるべきです。できることは沢山あります。

出所:北関東医療相談会HPより転載(https://npo-amigos.org/post-1399/)

■8月3日(水)「『こころの時代』再放送を!」
NHKEテレ『こころの時代』で放映された「私のガリラヤを生きる」。北関東医療相談会・長澤正隆さんのドキュメントです。再放送は他番組との関係で中止とのことですが、NHKプラスで観ることができます。
いつもは再放送されるとのこと。残念なので、NHKに「再放送を希望します」というメールを送りました。こういうポジティブなメール、喜ばれるといいなと思います。 ぜひ再放送してほしいので、もしよろしければ皆様もメールして頂ければ助かります。 問い合わせ先はこちら(https://nhk.or.jp/css/contact/)。 私は以下のメールを送りました↓
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他番組との関係で再放送中止となってしまった、2022年7月31日放送、Eテレ『こころの時代』「私のガリラヤを生きる」の再放送を希望いたします。ご検討頂ければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
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「私のガリラヤを生きる」 - こころの時代〜宗教・人生〜
苦境にある人々を救おうとイエスが赴いた地、ガリラヤ。入管行政の狭間などで存在を軽んじられた外国人困窮者のために奔走する聖職者の歩み【初回放送 2022年7月】 40年にわたり、日本に暮らす外国人困窮者のいのちを守る活動を続けてきた長澤正隆さん。難民申請が認められず心を病んだ人、労働現場で深刻な病や大けがを負った人など...

■8月3日(水)「ご高齢の女性」
つくろい東京ファンド事務所外で諸々の整理整頓をしていました。手押し車を押すご高齢の女性が通りかかりお話しました。「明日は今日よりは涼しくなるらしいわよ」。 今日も暑かったので涼しくなるといいなと思います。

■8月4日(木)「ホームレス状態の難民」
緊急対応中。 難民として逃れてきた人がホームレス状態になっています。少しですが宿泊費を渡せました。でも、お金はすぐになくなる。宿泊費を集めなければいけない。家も探さないといけない。ホームレス状態にはさせたくない。

■8月4日(木)「国連障害者権利委員会」
ライターのみわよしこさん(@miwachan_info)が「国連障害者権利委員会」へ日本の状況を伝えるためにレポートを送っています。その中で「仮放免者と収容、その後の困難」について示してくださいました。ありがとうございました。世界にこの状況が伝わってほしいです。

https://tbinternet.ohchr.org/_layouts/15/treatybodyexternal/Download.aspx?symbolno=INT%2fCRPD%2fCSS%2fJPN%2f49352&Lang=en

■8月4日(木)「休日と公助」
今日は休日にしようと思っていたのですが、ホームレス状態の難民の方の対応(困難継続中)、医療を必要としている仮放免の方の対応などなどで1日が終わりました。困っている人が沢山います。明日も同様の予定が立て込んでいます。公助があればなんとかなるのにと日々感じています。

■8月5日(金)「仮放免者の困難」
今日は仮放免の方の通院同行をしました。北関東医療相談会の長澤さんと通訳の仮放免の方と一緒です。飲まなくてはいけない薬を1年以上飲めずにいました。良くなってほしいです。
そのあと、病院の方から困窮している外国籍の方の相談の電話。制度なく正直もうどうにもできないかもしれません。病院の方はそういうなかで必死にサポートされています。
そのあと、ホームレス状態にある難民の方のサポート。同国人が同国人という理由だけでサポートされています。でも、それも限界。食べ物と宿泊費を渡しました。ご寄付くださった方、ありがとうございました。これでとりあえずは屋根のあるところで過ごせます。今後はどうなるのでしょうか。ご本人「本当にありがとうございます」と何度も頭を下げていました。

■8月7日(日)「私にはできないこと」
有名無名問わず、様々な立場の方が困窮する方の支援をされています。私にはなかなかできないことをされています。頭の下がる思いです。

■8月7日(日)「帰国できない人には就労資格を」
仮放免の方は就労が認められず自分の生活を自分で支えることを禁止され、かつ、公的保障もない状況です。 何度考えてもこれはおかしいと思います。ウクライナの方のように難民性があったり一定期間日本に暮らしているなど、何かしらの事情で帰国できない人には今すぐに就労可能な在留資格を出すべき

■8月7日(日)「『日本で生きたい』9年後に突然ビザを奪われたクルド人家族の訴え」
迫害を受け戻ることはできない。「2歳で日本に来た子供は、いま12歳になっている」。仮放免になったことで公立校の学費免除を受けられなくなる。何重も何重も差別を受け続ける。変わらなければなりません。

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