国会質疑:何も感じない法務大臣と厚労省/『時限爆弾』は爆発寸前:社協の特例貸付と外国人

2022年4月25日(月)~5月1日(日)のTwitterの記録です。

■4月25日(月)「お散歩会」
今日は「お散歩会」でした。シェルターからアパートへ移った方と神社とお寺に出かけました。 サムゲタンとおにぎりも。皆さんとお話しながら散歩するのは楽しいですね。
https://tsukuroi.tokyo/

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出所:大澤撮影
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出所:大澤撮影
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出所:大澤撮影

■4月26日(火)「レストランの経営者だった仮放免者」
仮放免の方から故郷の料理をいただきました。どれも美味しかったです。
彼は元々レストランの経営者として活躍していました。日本には20年以上います。在留資格があれば彼の特技を活かして働けます。

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出所:大澤撮影
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出所:大澤撮影
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出所:大澤撮影

■4月27日(水)「そういう人になりたい」
生活保護ケースワーカーの方から電話があり、お互い用事が済み切ろうとしたところ、ケースワーカーの方から「大澤さん、声の感じで疲れてそうですけど大丈夫ですか?」とお声がけいただきました。嬉しいですね。私もそういう人になりたいです。

■4月27日(水)「目を閉じると入管のこと頭に出てきて怖い」
仮放免の方の通院同行をしました。入管で暴行を受けた方の精神科通院です。
「目を閉じると入管のこと頭に出てきて怖い」と暗い表情でお話されていました。この方の治療費は病院と支援者が支払っています。この方をこのような状態にした入管は何も払っていません。加害者が補償するのが筋です。

■4月28日(木)「『生きていけない』ことを知っている入管、何もしない入管」
今日は国会議員の方、主催の会議で入管の方とお話しました。
私からは「生きていけない」仮放免者のこと、特に就労と医療についてお伝えしました。就労許可(の在留資格)を出すべきこと、国民健康保険と生活保護の適用を求めました。
入管の方は仮放免者が置かれている「生きていけない」状況については承知しているとのことでした。それなら、速やかに仮放免者が生きていける仕組みを整備すべきだと国会議員の方がお話していました。本当にその通りだと思います。
今日お渡しした資料です↓

【報告書】「生きていけない」外国人仮放免者の過酷な生活実態「仮放免者生活実態調査」報告 | NPO法人北関東医療相談会
出入国管理及び難民認定法(以下,入管法)で規定された「外国人仮放免者」の生活は極めて深刻な状況であり、一言でいえば「生きていけない状況」です。こうした深刻な状況は今すぐに改善されなければなりません。しかし、こうした状況を知っているのは外国人

■4月30日(木)「国会質疑:何も感じない法務大臣と厚労省」
山田勝彦衆議院議員が2022年4月22日の衆議院法務委員会で「生きていけない」仮放免調査に言及しつつ、人としての尊厳を踏みにじる入管行政について問いただしています。4時間38分ごろから質問、5時間4分~に調査について言及しています。
仮放免者についてここまでしっかりと質問してくれることはあまりないので、とても心強いです。その一方で、法務大臣や厚労省は今までと同様の答弁を繰り返すだけで、憤りが募ります。当事者の声も紹介されていますが、何も感じないのでしょうか。

2022年4月22日 衆議院 法務委員会

■5月1日(日)「『時限爆弾』は爆発寸前:社協の特例貸付と外国人」
以前、記事で貸付を借りきっても生活保護を利用できず困窮化する外国人が溢れかえる可能性があることを指摘しました。「時限爆弾」は爆発寸前です。困窮する外国人に生活保護を適用など早急な経済保障が必要です。

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