2024年1月22日(月)~28日(日)の記録(https://twitter.com/yumananahori)です。
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今週は、難民・仮放免・外国籍・日本国籍の方から計90件の相談を受けました。
食料相談×9/住居相談×18/医療相談×17/入管関係相談×0/日本語教育相談×10/その他×16/不明×20
1月(15日~28日)は158件の相談を受けました。
食料×12/住居×47/医療×35/入管×4/日本語教育相談×11/その他×29/不明×20
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■1月22日(月)「夜回り」
今日は、難民・仮放免状態にある方・外国籍の方について、食料相談×1件、住居相談×6件、医療相談×2件、その他生活相談×4件でした。
今日はつくろい東京ファンドの中野夜回りだったのですが、まったく抜け落ちていて別の支援の予定を入れてしまいました。やってしまいました。カレンダーに書きます。
■1月24日(水)「TrustBridge Global Foundation」
北関東医療相談会の活動がTrustBridge Global Foundation(https://trustbridgeglobal.com/who-we-are)のGivingSpaceに掲載されました。 ご尽力くださった皆様大変ありがとうございます。この問題を多く世界の方にも知っていただけると思います。
■1月25日(木)「食料支援」
火曜日は、つくろい東京ファンドで、難民や仮放免の方への食料発送でした。50世帯です。 お世話になっている方から沢山の米や食品などを、農家の方から沢山の野菜(食べ方の紙まで!)をいただきました。ありがとうございます。強く感謝申し上げます。 明日の食べ物を心配しないようになることを願います。
■1月25日(木)「還元」
水曜日はホームレスになっていた入国まもない難民の家族のサポートでした。1歳のお子さんがいます。 何とか保護してホテルに泊まってもらっていました。宿泊費はかさむ。しかし行き先はない。このままだと路上生活になる。父は「私は路上でいい。でも、どうぞ娘だけは助けてください」と懇願する。どうにかしたい。でも家がない。
途方に暮れていたとき、ある方からご連絡をいただきました。住居を提供してくださるというお申し出でした。私は心のそこから安堵しました。今回はもう無理かなと思っていました。よかった。強く感謝申し上げます。その後、ご相談にうかがい、そして今日ご家族が入居しました。お家に行く道で両親が折々に「Thank you so much」と。ホッとしたのだと思います。
難民認定率が2%という日本社会です。ご家族はこれからも厳しい道のりを歩みます。しかし、家という生活の基盤があるとないとでは違いますし、困っている時に手を差しのべてくれたという経験をしたこと自体が大事なことなのだと感じています。
世界の難民の41%は未成年の子どもです。日本にも多くの子どもを含む家族が逃げてくるでしょうし、私の周りはそうです。支えあいに加えて、やはり、公的に、難民が日本社会に早期に定着できるような体制作りが必要なのだと考えます。それは本人のためでもあるし、それが日本社会にも還元されるのだろうと思いますし、還元できるようにするのが良いと感じています。
■1月25日(木)「改善策はあります」
火曜日は、難民、仮放免状態の方、外国籍・日本国籍の方について、食料相談×4件、住居相談×1件、医療相談×4件、その他生活相談×6件、合計15件でした。
水曜日は、食料相談×2件、住居相談×3件、医療相談×2件、日本語教育相談×2件、その他生活相談×4件、合計13件でした。
今週は支援が途切れず自宅に帰ることができていません。これは私だけではなく「月に600人が難民支援協会を訪れ、 支援現場は限界に近い状態(https://refugee.or.jp/donate/)」とのことで、他の団体の方も同じような状況です。まずは皆様とこの危機的な状況を共有できれば幸いです。改善策はあります。
■1月25日(木)「助成金」
今日は難民や仮放免状態の方について、住居相談×3件、医療相談×3件、日本語教育相談×6件、合計9件でした。
家賃払えずホームレス化寸前、お金がなくて病院に行けない。日常茶飯事です。難民や仮放免の妊婦さん・子育て世帯を支援するための助成金に落選してしまいました。また頑張ります。書きます。
■1月26日(金)「『群馬県外国人未払医療費対策事業の拡充を求める市民集会』資料」
可能性を感じる集会でした。数年後に形にするための大きな第一歩。尽力します。
■1月26日(金)「早期治療」
今日は難民・仮放免状態・外国籍・日本国籍の方について、食料相談×2件、住居相談×3件、医療相談×3件、日本語教育相談×1件、その他生活相談×2件、合計11件でした。
お金がなく病院に行けない方が多い。支援団体がいなければ病院に行けず重症化。それは本人も病院も辛い。早期に対処する必要ありです。
■1月27日(土)「Welcome UKRAINE」
今日は高崎に来ています。北関東医療相談会の理事会です。 高崎駅に「Welcome UKRAINE」のフラッグ。どうやら「ウクライナの新体操選手団が避難合宿受け入れ先の群馬県高崎市に…パリ五輪に向けて同アリーナを拠点に安全な環境で練習」しているそうです。素晴らしいですね。
富岡賢治市長「苦しんでいるウクライナの選手の役に立ててうれしい。市民全体で応援している」
「ウクライナでは今月2日に激しい爆撃があり、地獄のようだった。練習会場もほとんど壊されてしまった」 「戦争のことを忘れてゆっくり眠れるだけでも感謝…全力を尽くしたい」
■1月27日(土)「群馬の森『朝鮮人追悼碑』代執行で撤去方針…それで『政治的な紛争』はなくなる? 抗議が止まらない理由とは」
今日、高崎でこの問題に関わる方に出会い話をうかがいました。 撤去しなくても日常生活に何ら問題ないのに、それでも撤去する行政は差別を推進しているということ。
「代執行にかかる概算の見積額は約3千万円」とのことです。 多額のお金を使ってでも排除し差別を推進することは将来に禍根を残すことになるのでやめていただきたいです。
■1月27日(土)「相談」
今日は難民・仮放免状態の方について、住居相談×2件、医療相談×3件、日本語教育相談×1件、その他生活相談×3件、合計9件でした。
■1月28日(日)「健康診断 結果報告会」
今日は北関東医療相談会の健康診断の結果報告会でした。47人が参加。来られなかった30人くらいの人には健診結果を郵送します。 医師の問診や栄養士の栄養指導。その他医療相談。皆様大変ありがとうございました。
血圧190だったり妊婦さん複数だったりお金がなかったり。沢山の相談を受けました。今日は数えきれなかったのですが、約20件の相談を受けました。この件数をお金を工面しながら、ひとつひとつ対応しなければならない。しかも皆さん仕事できないし社会保障もない、と考えるとなんとも言えない気持ちになります。 改めて生存を守るために何をすべきか考えるいい機会でした。
■1月28日(日)「移民難民の生存保障」
移民難民の生存保障の在り方を考えたいです。政策的にどのような形が考えられるのか。私の頭では無理なので色々な方と様々な角度で話し合いできるといいなと感じています。