2022年10月31日(月)~11月6日(日)のTwitterの記録です。
■10月31日(月)「生活保護費見直し、秋から本格化 5年に1度、級地含め年内決定へ」
8月の記事。物価高の中で、最低生活基準が上げるのはわかりますが、下げるのは論理的にも道義的にもすべきではないと考えます。より多くの人が困窮状態で固定化される可能性があります。
■11月1日(火)「インフレ対策は低所得世帯への支援に重点を ―価格上昇はガソリン以外にも広く波及―」
「物価高の悪影響は困窮世帯で大きい…。今年度の物価上昇による負担増加額は、所得が最も低い階層で所得対比2.3%と最も高い階層の1.7倍」
■11月1日(火)「行き先のない路上生活の仮放免者」
路上生活中の仮放免の方の相談を受けています。行き先はありません。寒くなってきています。冬は越せるんでしょうか。誰かが何かしないと越せない気がします。どうもできない気もしています。 今日、仮放免のご家族からは家賃滞納していて、所持金200円という連絡がありました。どうなるんでしょうか。
■11月2日(水)「耳を傾けてほしい。知ってほしい。そうすれば変わっていく」
今日はこちらでお話しました。皆さま、ありがとうございました。支援仲間の皆さんも会場やオンラインに駆け付けてくださり、とても勇気付けられました。
集会では、未成年の方含む仮放免状態の方々から「帰れない」「生きていけない」というお話がありました。子どもにとって「帰る国」は日本です。でも、入管に行くと「あなたはずっと働けないまま、国に帰れ!」と言われます。本当です。引き続き仮放免の方々が置かれている状況について訴えて行きます。
集会後は所持金が200円で家賃も水光熱費も滞納している仮放免家族のサポートをしていました。耳から膿が出て辛いけどお金がなく保険もなく病院に行けない方の相談に乗っていました。仮放免者は本当に「生きていけない」状況です。まずはそのことをわかってほしい。耳を傾けてほしい。知ってほしい。そうすれば変わっていくと思います。
■11月3日(木)「在留資格の有無で命と健康決まる」
仮放免の高校生みさきさん「授業で将来の夢を述べて発表するが、小学生以来、将来の夢を考えられず、先生に発表できないと伝えたが、単位に影響すると言われ、就けるはずもない職業を考えなければならなかった」
■11月3日(木)「コロナ禍で苦しむ移民・難民の生命をまもる制度を整えてください」
平井里美さん 「『国に帰らないなら、いつかあなたを学校へ行って皆の前で連れて帰る』と、入管職員が子どもを脅す。卒業を前にしても自分だけは就活ができない。将来の夢を持つことも許されない。 自分は存在を認められていない子どもであること、いつか友だちも生活も奪われてしまうのではないかという恐怖の中で生きている子どもたち。『私のように人権がなく、苦しんでいる人たちがたくさんいることを伝えたい』と訴えてくれた女性の言葉を法務省、厚生労働省の職員の皆さんはどう受け止めたのでしょうか」
■11月3日(木)「『レズビアン隠し結婚強制…夫からDV・流産』LGBTのウガンダ人女性」
この方も仮放免。 「壮絶」な環境から逃げてきた人が沢山います。こういう人に国は「帰れ!」と言っています。帰れません。
■11月3日(木)「アパートの修繕」
ハビタット・ジャパンの皆様に難民・仮放免の方向けアパートの修繕をお手伝いいただきました。ありがとうございました。
「本当に様々な知らない問題を知ることができ、自分にとっても学びの機会になりました。ぜひ他の学生たちにも経験してほしいと思える活動でした」
■11月3日(木)「国連自由権規約委員会の総括所見」
11月3日付で国連自由権規約委員会の総括所見が出ました。
確認したところ、「Karihomensha」という記載があり、 かつ、「『仮放免』状態にある移民に必要な支援を提供し、かれらが収入を生み出す活動に従事する機会を設けるよう検討すべき」という勧告文が掲載されました!
総括所見から仮放免の部分を抜き出したものをお送りいたします。Google翻訳なのでぎこちないですが、おおよその意味はわかると思います。 国連が、仮放免者に就労などを認めて生活できるようにすべき、と言っています。 この事実はとてもとても大きいです。 国は今すぐに制度を変えるべきです。
■11月5日(土)「収入を得る活動を行う機会の創設」
国連から日本政府に対して 「仮放免中の外国人が必要とする支援の提供、収入を得る活動を行う機会の創設」が勧告されています(出所:なんみんフォーラムFacebookより)。 日本政府は国連の勧告に基づいて対応すべきです。あえて国連の勧告に背く必要性もないはずです。
■11月5日(土)「福祉大学」
三芳町社協「福祉大学」で「困窮する移民・難民の現状とその支援」についてお話します。 現場で出会う「生きていけない」外国人。この方々に私たちは何をすればいいのか。それらお話する予定です。 YouTubeなどでご覧いただけるとのこと。よろしければご視聴ください。
■11月6日(日)「難民なんですか、大変ですね…」
金曜日は仮放免状態の方と病院に行きました。少し前から耳・鼻・喉に激痛。吐いてしまうことも。なんとかお金を捻出して病院に行ったそうです。コロナの検査を受けて陰性。医師から「専門外来に行ってほしい」とのお話、痛み止めの処方がありました。15000円かかったそうです。その後、様子見していましたが、一向に良くならず。そうした中で総合病院にご一緒に行くことになりました。
再度コロナの検査を受けて陰性。とても混んでいて、待っている最中にも吐いてしまう状態。耳鼻科の先生、熱心に診察してくださいました。「難民なんですか、大変ですね…。無保険なんですね。やたらに検査するとよくないですね、まずは必要最低限でやりましょう」。薬を処方してもらい、また受診することになりました。今回、薬代も含めて合計約40000円かかりました。仮放免状態の方がこの金額を払うことはできなかったと思います。
北関東医療相談会の調査では、84%の仮放免者が「お金がなくて病院に行けない」と回答しています。今この瞬間にも病院に行けず苦しみ続けている方がいます。