2024年11月25日(月)~12月1日(日)の記録(https://x.com/yumananahori)です。
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今週は、難民・仮放免・外国籍・日本国籍の方から計116件の相談を受けました。
食料関係×9/住居関係×24/医療関係×12/入管関係×10/教育関係×8/その他×53
今月(11月4日~12月1日)は、難民・仮放免・外国籍・日本国籍の方から計337件の相談を受けました。
食料関係×35/住居関係×61/医療関係×48/入管関係×25/教育関係×14/その他×154
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■11月26日(火)「人として認められなかった訳」
長く仮放免状態に置かれた末に本国に帰国できないということで在留資格を得ることができた方。一緒にケータイをつくりに行きました。身分証が求められ在留カードを出す。当たり前だけど、これができなくて人として認められなかった訳です。目の前の彼は在留カードがあってもなくても変わらないのに。
■11月27日(水)「『病院経営の厳しさ』がより明確に、医業・経常『赤字』病院の増加が著しく、個々の病院が抱える赤字も拡大」
病院経営のことはよくわからないのですが、関係者から「赤字で大変」とよく聞きます。無料低額診療による困窮者支援も厳しくなっている実感。
■11月28日(水)「心配なことはないですか?」
火曜はご高齢の仮放免、支援者の方と一緒に病院に行きました。医療機関の方が無償で受け入れてくださいました。心より感謝申し上げます。 彼には重い慢性疾患があります。検査と診察、薬もいただきました。加えて医師看護師の皆様が「心配なことはないですか?」と何度も聞いてくださり、ご本人も帰りの電車で何度も私に感動したこと、感謝の気持ちをお話されていました。本当によかったです。大変ありがとうございました。 彼が健康的に生きていけることを願っています。
■11月28日(水)「保証金返還」
火曜は入管にも行きました。少し前に私が保証人をしていた仮放免の方に在留資格が出たので、保証金20万円の返還手続きです。20万円は辛い。色々な意味で返ってきてよかったです。 4階に行って小切手の発行→銀行で換金です。 保証金20万円を納めているのはあと一人。返ってくることを願います。
■11月28日(水)「鍋会」
水曜はつくろい東京ファンドの鍋会(食事会)でした。月1、シェルターと近所の皆さんとご一緒です。 今月は「水炊き」。醤油ベースと味噌ベース。野菜とキノコと鶏肉をこれでもかというほど入れて栄養いっぱい。美味しかったです。12月はクリスマスパーティーに年越しそば。ワイワイします。
■11月29日(木)「三国志」
マンガ『三国志』11巻に「難民」の文字が出てきました。孔明の原点です。 著者の横山光輝さんは『鉄人28号』や『魔法使いサリー』の著者でもあります。
■11月29日(金)「議員会館へ」
今日のお昼は議員会館に行きました。難民・仮放免の子供たちの支援対応について支援者と関係省庁の皆様と話し合い。 本当に目の前で困っている子供がいます。子供の権利が守られることを願います。まずは存在を知って目を向けてほしい。
■11月29日(金)「つくろい東京ファンド活動報告会2024『セーフティネット修繕』の10年とこれから」
今晩はこちらでした。現地やYouTubeでご参加いただいた皆様、運営ボランティアの皆様、大変ありがとうございました。 お伝えしたいことが沢山あります。難民や仮放免者の存在を知っていただきたい。それは支援者の私がすべきことでもあります。知れば変わるとも信じています。
■11月29日(金)「『難民ホームレス危機』の解消を!入管庁に緊急申入れを行いました」
RHQ、路上の妊婦から相談を受けたのに放置。一度も保護費を利用できないまま却下。支援団体が持ち出しで支えているが限界。 「妊婦を路上に投げ捨ててはいけない」という気持ちを込めた申し入れです。
■11月30日(土)「多文化共生」
私の周りは「多文化共生は大事」ということで一致することが多い。しかし、一歩外に出るとそんなことは吹いて飛んでいくような状況。どんな考えでもいいのですが、事実ではないことに基づいて話したり動いたり。話し合う基盤がない。 支援者である私はその基盤づくりのために動かねばと感じています。
■12月1日(日)「子供いる、家賃払えない、でも支援できない」
子供のいる仮放免家族から「家賃が払えない。数ヶ月滞納している」と連絡あり。これ以上支援できずサポート困難。 親族が本国で殺されている。本人にもその危機。家族で逃れてきたが難民認定申請は却下、認められず。世帯には難病の人もいる。薬を正しく服用すれば安定するが、何もないからできない。
■12月1日(日)「ルポ 埼玉クルド人コミュニティ」
ネットだけの情報で流行りにのってクルドの人たちを叩いている人、「クルド人が問題になっていますが」とお話されている方に安田浩一さんの連載を強くオススメします。地に足のついた話です。
クルドの人たちがデマに抗議をすると、さらなるデマとバッシングに遭います。最後は「外人、出てけ!」という表現です。マジョリティである日本人の役割はそこにあります。日本人が動かないと差別や偏見は容認され強化され他の対象に連鎖するように感じています。