まずはそれだけでも/繁華街での出会い/群馬県外国人未払医療費対策事業の拡充を求める市民集会

2024年1月1日(月)~14日(日)の記録(https://twitter.com/yumananahori)です。

■1月4日(木)「まずはそれだけでも」
社会不安が募り様々な形で表出しています。独りで抱え込まないといけない事情があるのかもしれません。少なくとも支援者と呼ばれる人たちはその悩みを共有したいと感じています。 すぐに解決しないかもしれませんが、ネットで検索して話してみてください。まずはそれだけでいいかもしれません。

■1月5日(金)「わたしは、ダニエル・ブレイク」
久々に映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』を観ました。改めて心にズドンと来ました。新たな発見も沢山。桐生市で尊厳を傷つけられてきた人も「ダニエル・ブレイク」だったのかもしれません。 文科省特別選定作品とのこと。オススメです。

映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』公式サイト
第69回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)受賞。文部科学省特別選定作品。「人生は変えられる。隣の誰かを助けるだけで。」名匠ケン・ローチが<今、だからこそ>全世界に伝えたいメッセージ。涙と感動の最高傑作。映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』2017年3月18日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国...

■1月5日(金)「励まされた思い出」
2019年の台風で被災した時に助けてくれた人は外から来た一般の人たちと自衛隊の方々でした。自治体の方も大変な中で尽力されていましたが限界もあり。 現地には来れないけれどもメールやSNSで声かけをしてくださった皆様にとても励まされました思い出します

■1月7日(日)「繁華街での出会い」
今日、繁華街を歩いていたら「助けてえー」と声が。雑居ビルの入口付近で倒れている裸足の女性が。トイレに行きたいと酔っている様子。しかし、顔は痣で腫れているし、下着が側に落ちている。ソーシャルワーカーの女性と一緒にいたので助かりました。水をお渡しました。目が腫れてるけど大丈夫ですか?と聞いたところ、目の腫れはコンビニで「天皇が!」と叫んでいた人に殴られて被害届を出したとのこと。ご本人から何かの手帳を持っているという話も。私たちが責任を持ってできることは少ないので、最低限度の安全を確保するために交番に行って警察官を呼んで保護してもらいました。女性の警官の方がいてよかったです。
私は基本的に直接的な女性支援はあまりしないようにとしてきました。何があったのかはわかりませんが、色々と想像し考えさせられました。彼女が考えるより良い方向に進むことを願います

■1月11日(木)「現場のリアル」
お伝えしたいことが山ほどあるのですが、仮放免や難民の方から医療、生活、住居、在留資格に関する問い合わせ。それに加えて助成金や報告書の作成などがあり、お伝えする時間がとれません。忙しい自慢は不毛なのでしたくありませんが、これが現場のリアルです。多くの方に支えられてやってこれています。

■1月12日(金)「桐生市生活保護課の悪辣極まる水際・恫喝・ハラスメントに保護の辞退届を経験した女性、『9年が経ち、やっと話せるようになった』」
壮絶です。まずは「福祉が人を殺す」と言ってもいいようなこの事実を知ってほしい。そのうえで、このようなことが二度と起きないような体制整備が求められます。

【独自】桐生市生活保護課の悪辣極まる水際・恫喝・ハラスメントに保護の辞退届を経験した女性、「9年が経ち、やっと話せるようになった」 | 週刊女性PRIME
「生活保護費一日千円」「生活保護費全額不支給」「DV被害者に保護決定後も不支給」「ハンコ無断押印」「預かったハンコ1944本」などなど、叩けばきりなくホコリが出てくる群馬県桐生市の生活保護にまつわるすさまじい実態は、その後もとどまることを知らない。生活困窮者の支援活動を行う『つくろい東京ファンド』の小林美穂子氏が、その...

■1月12日(金)「拘置所から手紙」
長いお付き合いのある方。拘置所から手紙。「やめたいけど止められないんです」 人生の大半を刑務所の中で過ごしている彼。「生きて出てきたらまた頼ってもいいですか?」気持ちはもちろん!ですが私もその時に何をしているかわかりません。彼の思う幸せを願っています。しばらくは手紙ですね。

■1月13日(土)「群馬県外国人未払医療費対策事業の拡充を求める市民集会」
今日はこちらでした。想定を上回る65名のご参加(対面+ZOOM)でした。大変ありがとうございました。 医療機関や支援の現場からの生の声には説得力があります。アーカイブにして皆さんに聞いてほしいと感じました。各地で皆さんが力の限り頑張っています。しかし、それだけでいいのか。あらゆる面からみて公的保障が不可欠だということがわかった会でした。 やはり自治体から動いていくということが必要。自治体だから示せることがあるはずです。今回は群馬ですが、今後は各地域でこのような会を開いていきたいなと感じております。命、健康、生活、人権、この国がよりよく存続していけるためにこの課題に正面から向き合う必要があります。対応策はあります。ぜひご注目ください。

出所:移住連ウェブサイトより転載
出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影

■1月13日(土)「精神科・歯科・会いたい・日本語」
今日はお金がなくて精神科に行けなかった短期滞在の外国籍の方。同様にお金がなくて歯科に行けない仮放免の方の相談を受けました。別の仮放免の方からは詳細不明ですが会いたいと連絡がありました。そのほかに、入国まもない難民の方が日本語の勉強をしたいということで調整中です。

■1月14日(日)「『わたしはにんげんです』突然の病で就労資格を失ったガーナ人男性が生活保護を受けられない不条理」
多くの人がジョンソンさんのような方が生きていけるようにするためにどうすればよいかを考えてきました。対応策はあります。16日、判決です。

「わたしはにんげんです」 突然の病で就労資格を失ったガーナ人男性が生活保護を受けられない不条理:東京新聞 TOKYO Web
「わたしはにんげんです。ろぼっとではありません」。千葉地裁の法廷で昨年10月、原告席のガーナ人男性(33)が切り出した。全てひらがなで...
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