雪/近くのお寺に/GLOBAL PEACE INDEX

2024年2月5日(月)~11日(日)の記録(https://twitter.com/yumananahori)です。
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今週は、難民・仮放免・外国籍・日本国籍の方から計65件の相談を受けました。
食料相談×8/住居相談×15/医療相談×8/入管関係相談×12/日本語教育相談×3/その他×19
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■2月5日(月)「雪」
私は支援者数人でとある駅に行きました。若い女性が路上生活をしているからです。ご本人と会えず。安全なところに避難していることを願います。そのあと、ある公園に行きました。外国籍の方が路上生活しているからです。こちらも会えず。 同じ公園で路上生活している方に出会いました。強い風に乗って流れてくる雪が顔と身体に当たっています。傘は役に立っていません。「大丈夫ですか?ホテルとりますか?」と聞きました。彼は大丈夫というような身振りでした。札幌で雪の中で座り込んで堪え忍んでいる方の写真を見ました。心配です。

札幌のホームレスは座って眠る 北の都の片隅で厳寒の冬を生き抜く人々 | 毎日新聞
 厳寒の札幌。中心部はきらびやかなイルミネーションとネオンに彩られ、人々が行き交う都会の風景が広がる。しかし、ボランティア団体「北海道の労働と福祉を考える会」(労福会)のメンバーと歩く「夜回り」では、もう一つの顔をみせる。雑踏の片隅には、人目を避けるように、ひっそりと路上生活を送る人々がいた。【真貝

■2月5日(月)「裁判」
今日はマークさんの裁判でした。動画も公開されているように入管職員による不当で過度な「制圧」が問題になっています。なにもしないマークさんを急に沢山の人で倒して押さえつけている動画です。見ていて苦しくなります。失われたものは戻ってきません。まずは勝訴を

出所:大澤優真撮影
出所:マークさん支援者より提供

■2月6日(火)「スリランカティー」
月曜日は仮放免状態にある難民の方がスリランカティーを作ってくださいました。カルダモンとクローブとシナモンの香りが素晴らしいです。美味しかったです。 近々チャリティーイベントでも出す予定です。寒い日にとても良いですね。温まります。

出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影

■2月7日(水)「困窮する人たち」
食べるものがなく支援団体からもらう米や食べ物を心待ちにしている人がいます。病院に行けないまま苦しんでいる人がいます。家賃を払えずホームレス寸前の人がいます。すでに家を失い路上生活から脱することができない人がいます。

■2月8日(木)「『国民の3分の1が飢えている』来日したミャンマー民主派の人道問題担当相の慨嘆」
私が支援しているミャンマー人男性は未だに仮放免です。根拠書類も沢山出しています。入管から「帰国」を求められていますが、本気で言っているのでしょうか。早く在留資格を出すべきです。

■2月8日(木)「近くのお寺に」
今日は入国まもない難民申請中の家族のところに行きました。幸運なことにある方がご自宅に受け入れてくださっています。今日もご夫妻は「Thank you so much」と何度も繰り返していました。 近くにお寺があるのでそこでご家族の安全を願いました。クリスチャンとムスリムの家族ですが大丈夫だと思います。

■2月8日(木)「立川拘置所」
今日は立川拘置所に面会に行きました。人生の多くを中で過ごしている彼。お菓子や文房具の差し入れをしました。数年は会えなくなるので、また会いに行きます。

出所:大澤優真撮影

■2月9日(金)「【声明】永住者に対する新たな在留資格取消制度の導入に反対する声明」
大問題です。 永住者を減らしたがっているということですが、そこに排外主義的な差別意識(特にアジア人に対して)、貧困の自己責任論を感じています。この政策にはNOです。

https://migrants.jp/news/voice/20240209.html

■2月10日(土)「GLOBAL PEACE INDEX」
世界平和指数。私が支援している下位グループのコンゴ民主共和国、マリ、イラン、トルコ、パキスタン、ミャンマー、ナイジェリア、カメルーンなどの人たち。仮放免状態に置かれている人が多くいます。

出所:「GLOBAL PEACE INDEX」より転載
出所:「GLOBAL PEACE INDEX」より転載

■2月11日(日)「ホームレス化寸前」
昨日も今日も家賃払えずホームレス化寸前の方から連絡がありました。支援団体が最後のセーフティネットになってしまっています。そのセーフティネットから漏れ落ちる人も多くいます。

出所:つくろい東京ファンドウェブサイトより転載

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