2022年11月7日(月)~20日(日)のTwitterの記録です。
■11月7日(月)「なぜ哲学者は男性ばかりなのか」
「つねに思考は中断され、生活が割り込んできて、思考の痕跡はいつもとりとめもなく、ふわふわと日々のなかに浮かんでいる。哲学的な問いをもっていても、実際に時間を奪われ、まとめる時間のない女性たちが多くいる。いまも昔も頭のなかはずっと哲学を続けていた彼女たちがいた」
■11月7日(月)「得体の知れない『何か』ではない」
仮放免状態の方とお話していると、極めて当然のことですが、同じ人間、住民、友人、仲間だと感じられます。得体の知れない「何か」ではありません。 人為的につくられた在留資格があるかないか、その点だけで「死んでもしょうがない」と言われ、実際に亡くなっていく人がいる。紙切れ一枚が命を決める。
■11月8日(火)「国連勧告受け遺族が早期改善要求 入管収容死スリランカ人」
「勧告は収容期限の設定のほか、適切な医療支援へのアクセス、一時的に収容を解く仮放免中の収入活動への支援を求めている。2025年11月までに勧告を踏まえた実施状況の報告も要請した」
■11月8日(火)「仕事禁止、保険なし…救済の手から取り残された在日ミャンマー人」
30年以上日本に暮らし、明らかに難民として認められるような人がまだ仮放免です。体はボロボロ。水しか飲めない生活を送っていました。今も十分な医療や食事をとれていません。
■11月8日(火)「国連からも勧告、具体的な対応をするしか道はない」
今日は、朝、路上生活をされている外国籍の方のところに行きました。ですが、お会いできませんでした。心配です。この方は生活保護を利用することができません。公的支援がありません。
その最中に知らない番号から着電。出たら仮放免のご家族でした。夫婦と赤ちゃん。夫が仮放免。妻は働けるけれども妊娠出産とともに失職。生活費がなくなってしまったとのこと。夜になってしまいましたが、先ほど食べ物を送りました。赤ちゃんを育てなければいけない。しんどい生活だと思います。
その後、移住者と連帯する全国ネットワーク主催の「省庁交渉」に行き、発言してきました。法務省や厚労省の方々は現場のことをご存知でありませんでした。現場で起きている「生きていけない」人が続出していることを訴え掛けました。併せて、国連でも仮放免者の過酷な生活が問題視されていて、適切な支援と収入を得る手段を提供すべきとの勧告が今月あったこともお伝えしました。もう待てない。国連からも勧告が出ている以上、法務省と厚労省は具体的に対応するしか道はありません。
その後は事務所に戻り、食料の発送とシェルターに入居されている仮放免の皆さんと情報共有。国連のことをお伝えしました。 具体的な動きがあることを強く強く願います。
■11月14日(月)「家賃が払えません」
今日も仮放免の方から「家賃が払えません」と連絡がありました。それは当然で、仮放免状態の方は働けないから稼ぎようがありません。支援団体にもお金がありません。どうすればいいのか。「ごめんなさい」としか言えません。
■11月14日(月)「国連、『Karihomensha』という文字」
「『Karihomensha』という、ローマ字表記がされたということ。非人間的な異常な状況におかれた彼らの状況が国際的に知られることになったということについても非常に重要な勧告であると考えます」
■11月17日(木)「特例貸付」
社協の特例貸付を利用した方は返済が免除になるかもしれません。是非ご連絡を。併せて、外国籍の方にはこの情報が周知されていないことを危惧しています。お気付きの方はお声がけを。
■11月17日(木)「福祉大学」
三芳町社協「福祉大学」でお話しました。職員の皆さま、ありがとうございました。
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