小さい声で「私を助けて」/お食事会/困った

2023年7月31日(月)~8月6日(日)の記録(https://twitter.com/yumananahori)です。

8月1日(火)「初めての活動報告会!【つくろい東京ファンド活動報告会2023〜ハウジングファーストの現在地】」
つくろい東京ファンドで初めての活動報告会を行います。会場(中野区)とオンラインです。
私は難民や仮放免の方の支援についてお話すると思います。つくろい東京ファンドの皆さんは個々それぞれ色々なことをされているので、日本の貧困やホームレス問題、生活保護の課題(扶養照会など)、居住支援やソーシャルワーク、ITを活用した困窮者支援のあり方などの話があるのだと思います。それらは「ハウジングファースト」が基盤となっていると私は考えています。よろしければご参加ください。

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■8月1日(火)「今日拾った言葉たち」
『暮しの手帖』の「今日拾った言葉たち」で武田砂鉄さんが前に私が受けたインタビュー記事を紹介してくださっていることをお世話になっている方から教えていただきました。ありがとうございます。 まずはこの現実を多くの方に知ってほしいです。知れば変わると感じています。

暮しの手帖 第5世紀25号 - 暮しの手帖社
ひとって可愛い 拝啓、サラダの国より 夏の養生ごはんの知恵 米粉って便利です 始末料理の手帖 黒田益朗さんのベランダ庭園 画家たちの花の庭 かたわらにマーガレット ひとつだけの鍋つかみ 表参道・山の手大空襲を語り継ぐ いま読みたい海外文学 お母さんのお弁当ふろく

■8月2日(水)「小さい声で『私を助けて』」
日曜日は都心から離れた素敵なカフェでアフリカ出身のお二人のお話の会でした。「難民」ということから離れた固有名詞の「○○さん」の会がいいねということがあり、そのような会でした。お話だけではなく、ダンスあり、文化のワークショップあり。私はお二人が楽しく踊っている様子を見て嬉しく感じていました。大変なことばかりですが、少しでも楽しい気持ちになってくれればいいなと思います。周りの人も幸せにしたりするのかもしれません。
会のあと、お世話になっている方のお家に行きお食事会。難民として日本にいることの辛さをお話されていました。不安定な立場に立たされたまま。将来は不透明。もちろん国には帰れない。小さい声で「私を助けて」。できることはやります。口だけじゃなく行動で。○○さんのことは見捨てません。そう伝えることに躊躇いはありましたが、言いました。幸いにもサポートしてくれる皆さんがいます。難民のことは遠い向こうのことではなく、いま目の前で起きていること。改めてそう感じました。

■8月2日(水)「お食事会」
月曜日はつくろい東京ファンドでお食事会でした。シェルターやアパートに移った方、ボランティアの方とたこ焼、お好み焼き、焼きとうもろこし、かき氷、スイカ。 かき氷やたこ焼の器械を貸してもらい、皆さんでつくりました。とても暑かった。ですが、楽しかったです。また来月も行う予定です。

出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影

■8月3日(木)「エアコンを買うお金がなくて死ぬ…40度の猛暑に追い詰められる米貧困層」
エアコンのない仮放免状態にある人からの相談を受けています。蒸し風呂のような状況でした。昨年もエアコンのない難民の母子家庭の家庭にご寄付をいただいて設置しました。大変です。

エアコンを買うお金がなくて死ぬ…40度の猛暑に追い詰められる米貧困層
中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします

■8月3日(木)「5月の生活保護申請件数 2万2600件余 5か月連続で前年同月比増」
厚生労働省「増加率が連続して高くなっているのは新型コロナの影響が長期化し、貯蓄が減っていることなどが要因の1つとみられる。生活に困っている人はためらわずに自治体の窓口に相談してほしい」

エラー|NHK NEWS WEB

■8月3日(木)「ワタリドリマーケット」
8月20日に松本で行われる「カゴアミドリ」さんの「ワタリドリマーケット(https://kagoami.com/store/blog/202308-2/)」。 売上の半分を北関東医療相談会にご寄付いただけることになりました。 「洋裁と愉しみ 多多(https://www.instagram.com/yousai_to_tanoshimi_tata/)」松井さんのご提案です。関係者の皆様に強く感謝申し上げます。

出所:カゴアミドリHPより転載

■8月5日(土)「介護の人材難、外国人に過度な期待はできない 国内の処遇改善・生産性向上も推進を」
「『移民政策』の議論がない限り、介護分野での外国人材に対する数的な面での過度な期待はできない」 「人材難については、外国人材に期待するだけでなく、生産性向上や国内での従事者確保(処遇改善や離職防止など)を並行していく必要性がある」

介護の人材難、外国人に過度な期待はできない 国内の処遇改善・生産性向上も推進を【高野龍昭】 - ケアマネタイムス
《 東洋大学 高野龍昭教授 》 1. 新たな検討会が始動 7月24日、厚生労働省は「外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会」の初会合を開催しました。この検討会は、「技能実習」や「特定技能」の介護固有の要件について検討を行うものです。【高野龍昭】 検討会の議論は年内に取りまとめられる予定です。その結論は、2024年度...

■8月5日(土)「それが今の日本だからです」
「リーチマイケルに尋ねた。…日本代表に外国出身選手が多いのはなぜでしょう?…日本代表キャプテンは即答した。『それが今の日本だからです』」
「ラグビー日本代表の姿は日本の現実だし、未来の姿を先取りしている。ダイバーシティ(多様性)の大切さを社会にアピールできる存在なんです」
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『Number PLUS』September 2019
「独占インタビュー リーチマイケル『ジェイミージャパンはニッポンの“未来”です』」

■8月6日(日)「八方ふさがり」
世界との繋がりが強くなっている現代において、人権を軽視する国や企業、個人は「八方ふさがり」になるということでしょうか。その他の人権問題についても明るみになることを願います。
さらに、国連は「障害者やLGBTQ、移民労働者ら人権侵害のリスクにさらされやすい集団を巡る課題」「事業活動の関連で生じる幅広い人権問題に対する裁判官の認識が低い」ことを指摘。「政府から独立した人権救済機関の設置」を求めています。 司法の役割は重要だと感じます。

ジャニーズ八方ふさがり! TV&CMダメ、デビューも白紙で経営陣〝すげ替え〟現実味 | 東スポWEB
ジャニーズ事務所が〝八方ふさがり〟だ...
独立した人権機関なく「深く憂慮」国連の部会、LGBTQ差別や男女の賃金格差にも言及
国連の専門家は、「LGBTQI+の人々に関するものなど、事業活動の関連で生じる幅広い人権問題に対する裁判官の認識が低い」と指摘。裁判官らへの人権研修の実施義務づけなどを強く要望した。

■8月6日(日)「困った」
サポートしている仮放免状態にある難民の方が循環器の疾患で緊急入院しました。彼のサポートをしている仮放免状態にある難民の方からご連絡をもらいました。調整中です。 慢性疾患で病院に行った仮放免のお母さん。約3万円かかりました。さらに精密検査が必要とのこと。お金の目処が立ちません。困った。
その後、他の方からもアレルギーの治療が必要とご連絡ありました。こちらも医療費の目処がまったく立っていません。別の方は喘息の治療が必要です。こちらは火曜日にお会いして相談します。 どうしたもんか。どうにかしないといけないのですが、どうにかなるのか。困った。

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