3月21日(月)~3月27日のTwitterのまとめです。
■3月23日(水)「北朝鮮帰国事業」
「背景には日本での貧困や差別があり、事業に参加した人たちは当時、『地上の楽園』と宣伝された北朝鮮での生活に憧れを抱いて海を渡ったと話しています」
この件については、こちらの本がとても参考になります。『北朝鮮帰国事業の研究――冷戦下の「移民的帰還」と日朝・日韓関係』
■3月23日「記者会見の記事ー『生きていけない』仮放免者ー」
記事を書きました。
仮放免者の「生きていけない」実態を知ってほしいです。 多くの記者やライターの方に記者会見の記事を書いてもらいました。記事にリンク先を掲載しているので是非ご覧ください。
本当に大変な状況です。
■3月23日(水)「ラジオ出演」
「生きていけない」仮放免者の実態についてお話しました。よろしれければお聞きください。
■3月24日(木)「サヘル・ローズさんの言葉」
仮放免者のことについてお話されています。
「帰る“国“はないけれども、帰る家と待ってくれる人がいる。それがもう、その人にとって“故郷”なんですよ」

■3月24日(木)「病気になって苦しむのは誰しも同じ」
ある疾患に罹患し薬で痛みを抑えています。病院に行けて、薬を飲めて良かったなと思っています。
でも、仮放免の方は痛くても辛くても病院に行けません。医療保険も生活保護もないからです。
病気になって苦しむのは誰しも同じです。在留資格の有無で命や健康が左右されることはあってはなりません。
■3月25日(金)「『綺麗ごと』だとは思いません」
もう10年ぐらい前になりますが、生活保護の勉強をしていた時に、ある本に「外国人は生活保護の対象にならない」と書いてありました。「じゃあ、困窮した外国人はどうやって生活していくんだろう」と疑問に思いました。
また、別の機会に「日本では難民申請した人の生活を支える制度はなく、ホームレスになってしまう人もいる。昼間は支援団体の事務所に滞在して、夜になると外で寝ている」という記事を見ました。私は「え、そんなことあるの?生きていけないじゃん。どうにかなってるんじゃないの」と思いました。
その後、支援現場で活動することになるのですが、今、「どうにもならない」という答えを見つけてしまいました。正確には、ご本人の努力や支援団体の努力でどうにかできるように頑張るのですが、それには限界があり、尊厳を踏みにじられ「人としての生活」を送ることができなかったり、健康を害し、命をも失っていくということがわかりました。
やっぱり、国籍とか在留資格とか関係なく、その人の尊厳や生活や命は守られないといけないと思います。「綺麗事」だとは思いません。目の前に困っている人がいるなら手を差しのべた方がいいし、そのためにどうすればいいかということを考えた方がいいと思います。排除の議論ではなく。