2024年12月2日(月)~8日(日)の記録(https://x.com/yumananahori)です。
ーーーーー
今週は、難民・仮放免・外国籍・日本国籍の方から計54件の相談を受けました。
食料関係×4/住居関係×8/医療関係×3/入管関係×1/教育関係×3/その他×35
ーーーーー
■12月3日(火)「デマの刃は自分に戻ってくる」
マンガ『三国志』を読んでいます。流言(デマ)を意図的に流し、それを信じた君主や家来などがデマに基づいて人を殺し殺され国も滅びるということが繰り返されています。 これはマンガの中の世界ではありますが今も変わらないのでは。デマの刃は自分に戻ってくる。それを踏まえた現代であってほしい。
■12月4日(水)「命のこと」
支援をしていると命のことについて考えざるを得なくなります。最初は触れてないからかあまり考えることもなく、多くの人に触れるなかで重さを感じるようになり、圧倒的な力の前で厳しさを感じるなかで逆説的に軽さを感じるようになっている気がします。抽象的な表現ですが。
■12月4日(水)「またホームレス状態の難民」
ある支援団体の事務所の前に黒人男性が座り込んでいたようで、話しかけるとアフリカの方。本国で教師をしていたが迫害を受けて逃げてきた難民でした。ホームレス状態。サンダルだったそうです。 通常その支援団体に直接本人が来ることはありません。いよいよ歯止めが効かなくなった感じです。これは実態を伝えるための緊急記者会見をやらないとどうにもならない気がしています。冬を越せない人が出てくる。
■12月5日(木)「『お金なく生活のためにやりました』 既視感、またしても。」
今日は裁判所に行き、情状証人として話しました。法律上の罪は罪であって裁かれる必要がありますが、その背景には貧困や差別もあることを認識しています。 これは多くの人に知られることがないまま負のレッテル貼りを残しつつ忘れ去られるのだろうとも感じています。可視化する役割を担いたい。
「お金なく生活のためにやりました」 既視感、またしても。
■12月6日(金)「見送り」
今日のお昼、故人を火葬場で見送りました。ご本人の今までの歩み、サポーターの皆様の後ろ支えに敬意と感謝の気持ちを抱いていました。私はたまに道であって挨拶するくらいでしたが、純朴な笑顔で返してくれたことを覚えています。見送ることができて私にとってよかったです。
■12月8日(日)「ライブハウスで」
ファンクラブの方のご厚意で、ライブハウスでチャリティースリランカカレーを販売させていただきました。収益はつくろい東京ファンドの難民支援へ。皆様大変ありがとうございました。 本場のカレーは好評で「うまくて人助けになるならいいよね!」だったりと、3回も買ってくださる方もいらっしゃいました。多くの方に日本の難民の存在を意識していただけたのかなと感じています。とても嬉しいです。 ライブも楽しかったです。販売者ですが盛り上がっていました。優しいファンクラブの方が多かったです。
