仮放免者住居調査/仮放免の子どもと「使命」/いよいよ出産

2023年12月18日(月)~24日(日)の記録(https://twitter.com/yumananahori)です。

■12月19日(火)「妊娠」
仮放免の方から妊娠がわかったと連絡がありました。おめでたいです。問題はお金をどうするかということです。すべての人が健康で安全に出産と育児ができることを願います。お母さんは風邪を引いているそうです。

■12月19日(火)「仮放免者住居調査」
今日は「仮放免住居調査(https://tsukuroi.tokyo/2023/12/19/2050/)」の申し入れ(国・都)と記者会見でした。ご協力いただいた皆さま大変ありがとうございました。 仮放免者の5人に1人が「路上生活の経験」。文字どおり「生きていけない」状況です。国連からも指摘されている「仮放免」という人権問題。対応が急務です。

出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影

■12月19日(火)「『仮放免者の5人に1人が路上生活を経験』と調査結果。逼迫する支援の現場」
国連からも指摘されている「仮放免」という人権問題。仮放免者の半数程度が家賃滞納をし、5人に1人に路上生活の経験があることなどが明らかになりました。

「仮放免者の5人に1人が路上生活を経験」と調査結果。逼迫する支援の現場
国連の人権に関する委員会も2022年、仮放免者に必要な支援をすることや、収入を得るための活動をする機会をつくるよう検討することを日本政府に求めている。

■12月19日(火)「J-WAVE JAM THE PLANET」
12月20日(水)夜7時から8時に放送するJ-WAVE JAM THE PLANETで、本日の「追いつめられる ホームレス化する仮放免者」調査について取り上げていただきます。 「5人に1人」の仮放免者が「路上生活経験」。国連も指摘する人権問題。 ぜひお聴きください。

JAM THE PLANET | 毎週月曜-木曜 19:00-22:00 | J-WAVE 81.3 FM RADIO
毎週月曜-木曜 19:00-22:00 オンエア! | ナビゲーター:グローバー | 世界の進化と深化に向き合い、未来に向かう!~Whole News Experience~ グローバルな知識と経験を持つNews Expert達が登場し、世界の今と新しい視点を届ける“地球感度があがる”ニュース情報番組

■12月19日(火)「仮放免の外国人2割が『路上生活を経験』冷たいシャワー、冷たいご飯…『尊厳を持って生きていけない』」
「冷たい水でシャワーを浴びています」
「疲れ果てて、家、お金、ご飯もなかったので自殺未遂しました」
「暗い部屋で生活しています。冷たい水を飲んで冷たいご飯…」

仮放免の外国人2割が「路上生活を経験」 冷たいシャワー、冷たいご飯…「尊厳を持って生きていけない」:東京新聞 TOKYO Web
在留資格がない外国人で、入管施設への収容を一時的に解かれた仮放免者の5人に1人は路上生活の経験があることが、困窮者を支援する3団体の調...

■12月19日(火)「ポリタスTV」
#ポリタスTV で申し入れと記者会見の様子が放映されています。登壇者から様々な角度で「現実を見てくれ」と訴えが提起されています。 国連からも指摘される「仮放免」という人権問題。ぜひご覧ください。

「仮放免者と住居」調査結果発表と国土交通省への申入れ・記者会見(2023年12月19日)#ポリタスTV

■12月20日(水)「生活保護受給者の了解なく押印 群馬・桐生市、1944本保管」
詳しくないのですが、これは法に触れるのではないでしょうか。私が保護利用者なら勝手にハンコを押すのはやめて欲しい。何でもありになっている? 他の自治体でも同じことがあると聞いています。問題です。

生活保護受給者の了解なく押印 群馬・桐生市、1944本保管 | 毎日新聞
 群馬県桐生市は18日、生活保護受給者などの認め印を1944本預かり、書類に押印していたと発表した。認め印は生活保護を担当する福祉課に保管しており、このうち資料が残っている2018年度以降を調査したところ、86世帯の通知書などについて本人の了解を得ずに課員が押印していたことが判明したという。市は「遠

■12月20日(水)「入国まもない妊婦」
入国まもない夫婦からの相談。妊婦さんです。大変です。健診をどうするか、出産費用と場所をどうするか、そもそも住居と生活費をどうするか…。世界の難民の41%は未成年の子どもという統計が国連から出ています。納得の数字です。
昨日の記者会見でもつくろい東京ファンドの稲葉さんから指摘がありましたが、困窮者支援団体の既存の支援枠組みを超えて新たなフェーズに突入しています。

■12月20日(水)「和田靜香の『おしゃべりから始めよう』Vol.0」
2月21日(木)12時~のポリタスTV「和田靜香の『おしゃべりから始めよう』Vol.0」 昨日、記者会見を行った「追いつめられる ホームレス化する仮放免者」について取り上げてくださるとのことです。 5人に1人が路上生活の経験があることなどが明らかになりました。

和田靜香の「おしゃべりから始めよう」Vol.0|声をあげて抵抗することはおしゃべりから始まる 臆することなく政治のことをおしゃべりしよう|ゲスト:津田大介(12/21)#ポリタスTV #ヒルタス

■12月20日(水)「仮放免の子どもと『使命』」
今日は仮放免状態にある方の通院同行でした。難病で困っています。しかし、仮放免なので難病の補助を得ることはとても難しい。今日の医療費は2万円でした。彼はお子さんを学校に迎えに行かなくなってしまったそうで急いで帰っていきました。お子さんはつい最近の学内テストで一桁台の上位になったそうです。この日本生まれのお子さんも仮放免です。仮放免者の子どもは仮放免だからです。 先日、入管の方が「退去強制令書が出ている仮放免者を国に返すということが我々の使命です」とお話されていました。使命は理解しましたが、このお子さんは「母国」に帰れるのでしょうか。「帰る」意味を見いだせません。

■12月20日(水)「家を失った難民申請者」
今日も家を失った難民申請者の方から相談。公園で多数の難民申請者が路上生活をしていることも知っています。救いきれていません。

■12月20日(水)「集会のお知らせ」
来年1月に「医療を受けられない外国人」集会を行います。対面(高崎市)とズームです。 外国人支援や困窮者支援に関心のある方、医療や福祉に携わる方など是非ご参加ください。私からはいま起きている現実と将来をお話します。 是非ご参加ください。

■12月20日(水)「在留資格の壁を越えて 若者たちの夢を応援しよう」
一家全員仮放免の家族の父「親は食事の回数を減らしていますが、子どもに対しては減らしたくないです」
APFS「非常に厳しい状況のなかでの生活が続きますが、できることを行って希望をつなげたい」

Give One(ギブワン)

■12月21日(木)「日本の大きな難民問題“仮放免者”とは…難民問題に対して“無知”すぎる日本」
「この1年間で難民のために行動を起こした人の割合は、日本は世界ワースト1位。しかし、これは難民に悪意を持っているわけではなく…知れば何かしようと動く人も出てくる、そう信じている」

日本の大きな難民問題“仮放免者”とは…難民問題に対して“無知”すぎる日本|TOKYO MX+(プラス)
日本の大きな難民問題“仮放免者”とは…難民問題に対して“無知”すぎる日本

■12月21日(木)「生活保護を利用できないということ」
民医連医療2024年1月号に寄稿しました。「『生きていけない』仮放免者の現実(4)―生活保護を利用できないということ―」です。 多くの方に国連からも指摘されている「仮放免」という人権問題について知っていただきたいです。

出所:『民医連医療』より転載
出所:『民医連医療』より転載
出所:『民医連医療』より転載
民医連医療 2024年1月号 – 全日本民医連

■12月21日(木)「住居を失う難民6人」
このままだと住居を失う難民6人の支援をしました。財政的に極めて厳しい状況が続きます。 緊急一時的なシェルター提供早期の就労許可日本語教育など地域や労働市場で動くための統合化施策。これらが大事です。今はどれも欠けています。

■12月21日(木)「血だらけ」
仮放免の家族の夫から画像ともにLINEが来ました。頭がザクッと切れて血だらけです。とても痛々しい。日本語があまり得意ではない方なのでよくわかりませんが、病院に行ったけど継続治療はできないとのことです。心配です。医療費を集めなければなりません。

■12月21日(木)「『コングラントアワード2022』受賞」
つくろい東京ファンドの難民・仮放免者の「ホームレス化」を防ぐ「りんじんハウス」が受賞をしました。 関係者の方々やご寄付をくださった皆さまのお力です。大変ありがとうございます。引き続き取り組みます。

コングラントアワード2022
2022年度にコングラントにて公開された901件の寄付募集ページのうち応募のあった90ページの中から、社会課題の背景や活動の詳細、団体の想いがぐっと伝わる魅力的なページを6件選出。多くの方々に見ていただきたく、クラウドファンディング部門、マンスリーサポーター部門として表彰いたします。

■12月22日(金)「私のまったくわからない言語の家族からSOS」
私のまったくわからない言語の家族からSOSが来ています。頭を怪我したとか、子どもが風邪を引いたとか、流産したとか。でも、Google翻訳で会話をしているため誰が何に困っているのかわかりません。緊急性が高そうなのですが、現状を把握できません。困りました。

■12月22日(金)「『5人に1人が路上生活を経験』仮放免の外国人 支援団体調査、国と都に支援を要望」
記者会見の様子を詳細にまとめてくださいました。是非ご覧ください。 今日もホームレス寸前の仮放免の方を支援しました。まずはこの問題を知っていただきたいです。

「5人に1人が路上生活を経験」 仮放免の外国人 支援団体調査、国と都に支援を要望|生活ニュースコモンズ
 難民未認定者や病気などの事情によって入管施設収容から「仮放免」となり、施設外で暮らしている外国人や不安定な在留資格の外国人に対して、公営住宅の入居や居住確保のための支援を行うよう、北関東医療相談会、ビッグイシュー基金、つくろい東京ファンドの3団体が12月19日、国土交通省、東京都などに要望書を提出した。3団体のアンケ...

■12月23日(土)「大きなスーツケースと段ボール」
先ほど路上生活をしている外国籍の男性を保護しに支援者の方と一緒に行きました。大きなスーツケースと段ボールを持っていました。8月ごろからホームレス生活だそうです。 お腹が減っていそうだったので一緒にご飯。今日はホテルに入ってもらいました。 働けないし社会保障もない。どうする。困った。

出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影

■12月23日(土)「どのような形でもいいから就労を」
今日も仮放免状態の方の家賃が払えないという相談。その他の複数の方から生活のお困りごとの相談。 就労をとりあえずどのような形でもいいから認めてくださいという言葉に尽きます。国連からも同様の勧告が出ています。

■12月24日(日)「群馬県外国人未払医療費対策事業の拡充を求める市民集会のお知らせ」
1月13日にこちらでお話します。外国人支援や困窮者支援にご関心のある方、医療や福祉に関わる方など是非ご参加ください。

https://migrants.jp/news/office/20231222.html

■12月24日(日)「生活保護から考える『外国人と貧困』」
移住連の情報誌『Mネット』に寄稿しました。「生活保護から考える『外国人と貧困』」です。よろしければご覧ください。

https://migrants.jp/news/office/20231218.html

■12月24日(日)「【2023.12.19記者会見】 追いつめられる「ホームレス化」する仮放免者
先日の記者会見の報道をまとめました。 国連から人権問題として指摘されながらも、国内的にはまだまだ知られていない問題。引き続き周知に努めます。

■12月24日(日)「いよいよ出産」
ホームレス生活になっていた妊婦さん、いよいよ出産が近そうです。支援者の皆様が昼夜問わず動いています。私は言葉ができずあまりお役に立てないので雑用に徹します。ありがとうございます。 どうやら通常分娩ではなさそう。50万円以上かかる費用の目処は立っていません家もそうです。困りました。

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