2023年8月21日(月)~27日(日)の記録(https://twitter.com/yumananahori)です。
■8月21日(月)「日本語検定試験」
仮放免状態にある難民の方からご連絡。日本語検定試験に合格されたとのこと。よかった!お祝いに美味しいものを食べに行きたいです。
■8月21日(月)「熱い寒いは皆平等」
エアコンがなく蒸し風呂になっていた仮放免状態にある方のお宅。エアコンを設置することができました。よかった…。ご寄付で付けました。皆様大変ありがとうございました。 暑い寒いは皆平等。しかし対処できるかどうかは経済力次第。健康であることは平等であってほしいし、そうなるよう努力します。
■8月21日(月)「『難民のホームレス化』を防げ!」
今朝、つくろい東京ファンドの方から連絡。事務所に外国籍の方が来ているとのこと。疲れ果てていてお休みしてもらい、たまたま難民の方が作ってくれた料理を彼に渡して食べてもらいました。支援者の方々が聞き取り。相当大変な状況だったようです。難民。
ホームレス状態だったので、つくろい東京ファンドのシェルターに入ってもらいたい気持ちありますが、シェルターはいっぱい。受け入れできません。ホテルで保護することになり、夜遅くに支援者の皆さんが連れていってくれました。ありがとうございました。お金がかかります。次の行き先を見つけなければなりません。目処はまったく立っていません。同じようにホテルで保護している方がもう一人います。彼も行き先の目処が立っていません。ホテル代はかさんでいきます。しかし、ホームレスにさせるわけにはいかない。追い出すわけにいきません。なんとかなるのでしょうか。やるしかありません。幸いにも私の回りには一緒に動いてくださっている支援者の皆さんがいます。命からがら逃げてきた「難民のホームレス化」を防げ!
■8月21日(月)「冷やし中華」
今日はつくろい東京ファンドでお食事会でした。シェルターからアパートに移った皆さんがご参加。「冷やし中華」でした。 私は怠けて準備せずに美味しい冷やし中華だけいただいてしまいました。沢山あった冷やし中華は綺麗になくなりました。 来日したばかりの難民の方にもお裾分け。いいねとのことです。
■8月23日(水)「ワタリドリマーケット」
「ワタリドリマーケット」の写真をいただきました。多くの方がいらしています。売上と募金箱からご寄付をいただきました。本当にありがとうございます。難民や仮放免の方々に想いを寄せてくださる方がいるとわかることは、とても勇気づけられることです。
■8月23日(水)「どれも一から手探り」
生活費がないという仮放免状態の方から電話。法律家の方からお金がなく医療にかかれない仮放免状態にある難民の方の支援依頼。制度がないので、どれも一から手探りで始めます。 確たるものがない中で動くのは大変ですが、一番困っているのはご本人。支援を受けられるかどうかはわからないからです。
■8月24日(木)「食料支援」
火曜日に難民や仮放免状態にある方35世帯52人に食料をお送りしました。ご寄付くださった皆さま大変ありがとうございました。今月もなんとか送ることができました。 送ったあとに、複数の方から「食べ物がほしい」と相談あり。つくろい東京ファンドの食料も減ってきています。食べ物に困らない生活を。
■8月24日(木)「困窮する移民・難民の生存権を求めて」
『POSSE vol.54』より連載がスタートします。連載タイトルは「困窮する移民・難民の生存権を求めて」 支援の現場から「困窮する移民・難民のリアル」をお伝えできればと考えています。支援者の葛藤も。よろしければご覧ください。
■8月24日(木)「逃げてきた入国間もない難民がホームレスになってしまうという現実」
入国まもない難民の方々が増えています。命や生活の危機に直面して逃げてきた人たち。日本に逃げてこれたのだからまずはゆっくりしてほしい。しかし、ホームレスになってしまうという現実。 食べ物と服をお渡ししたら何度も何度も「ありがとう」と。皆さんがよい方向に進んでいくことを願っています。
■8月25日(金)「腹痛と痩せてきた女性」
お腹が痛く、痩せてしまっているという短期滞在の女性に関する相談。同国人の方から連絡がありました。緊急性はないだろうとのことでホッとしましたが、とにかく会いに行ってどんな状況か確認します。日本語が話せないとのことで、通訳してくださる方が必要そうです。
■8月26日(土)「1.5億人、極度の貧困状態 アジア・太平洋地域 ―ADB調べ」
アジア開発銀行「新型コロナウイルス感染症の拡大と、ロシアによるウクライナ侵攻などに起因した生活費の高騰が影響したと指摘」
■8月26日(土)「報告会の準備」
報告資料を準備しています。 制度ない、お金無い、マンパワーない、救えない人が多すぎる、かなり厳しい状況。 しかし、でも諦められない。こうしていきたいんだ。こうすればより良い未来が見えるんだという将来像をお伝えしたいという気持ちで準備しています。
■8月27日(日)「ウクライナ」
首都キーウ在住のラリーサさん 「5月9日の夜、朝の4時から6時まで、キーウ市に向けて30発の巡航ロケット弾が発射されました。もし我が軍がいなければ、キーウで多くの人が犠牲になっていたでしょう。ミサイルはすべて撃ち落とされました」
「13日、首都キーウ近郊などに飛来した無人機20機を迎撃したと発表し、非常事態庁はキーウ市内の複数の地点に破片が落下し、火災が起きるなどして、あわせて4人がけがをした」
「ウクライナ全土に対して引き続き危険レベル4の退避勧告を発出しています。どのような目的であれ、ウクライナへの渡航は止めてください。また、既に滞在されている方は、安全を確保した上で、直ちに退避してください」
出入国在留管理局 最新のウクライナ避難民入国者数 2488人(2023年8月23日現在)
■8月27日(日)「グローバル企業と難民」
6月の記事。「従業員の多様化により、アマゾンはより強力な企業になると信じている」
世界難民の日を前に、数十の大企業がヨーロッパで25万人以上の難民を雇用し訓練することを約束
Ahead of World Refugee Day, dozens of big companies pledge to hire and train over 250,000 refugees in Europe