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研究

研究をする意味(メモ)② :村上春樹『職業としての小説家』を読んで

そもそも「職業としての小説家」として生きていくということとはどういったことなのかに関心があり読み始めました。その根底には、小説を書くということがなぜ必要なのか、私事でいえば、研究をするということがなぜ必要なのかという問題意識があります。小...
研究

外国人と生活保護② :生活保護を受けている人の中で外国人はどれくらい?

「外国人と生活保護①」では、生活保護を受けている外国人の推移について書きました。 今回は生活保護を受けている人の中で外国人はどれぐらいいるのかを書いていきます。 大澤優真作成  被保護外国人数被保護者数外国人...
研究

研究をする意味(メモ)① :R.P.ファインマン『ご冗談でしょう、ファインマンさん』を読んで

博論を書き始めてから今に至るまで、「私が研究する意味とはなにか」について考え続けています。私は困窮者支援をしています。例えば、「研究する意味」が社会問題の解決であるのなら、それをわざわざ研究で達成する必要はないのではないか。実践で達成する...
研究

外国人と生活保護① 生活保護を受けている外国人の数?:1951~現在

みなさんは「外国人と生活保護」に関する統計についてよく知らないのではないでしょうか?「外国人と生活保護」に関する統計について言及する書籍や記事はあまりなく、「外国人と生活保護」研究を進めていく中でとても苦労しました。そうしたことから、この...
支援

仮放免者と就学援助

2021年1月、茨城県に暮らす仮放免者親子から「中学校から督促が来ているが払えない」と相談がありました。仮放免者は働くことが許されておらず、支援がなければ学費等なにも払えない状況です。その後、諸々のやり取りの末に就学援助を使うことができる...
支援

仮放免者と公営住宅

◆公営住宅に関する要請2020年8月19日、「新型コロナ災害緊急アクション」が国に対して緊急要請を行いました()。要請書3頁において、「仮放免者や短期在留者にも、公営住宅の目的外使用制度を適用してください」。「仮放免者や短期在留者(3月(...
支援

「自助」することを許されず「共助」も破綻 「公助」からも見放された外国人

2021年6月4日、厚生労働省で「外国人困窮者の医療費を求める記者会見」を行いました。以下、記者会見での私の発言と記者会見のきっかけとなったツイートです。 手術をしないと命を失ってしまう仮放免者がいます。募金窓口は最後に記載しています。命...
支援

「外国人は煮ても焼いても自由」というメンタリティ

※この記事は「北関東医療相談会ニュースレター 2021年5月号」に掲載した記事を転載したものです。  「煮て食おうと焼いて食おうと自由」  これは、1965年出版の『法的地位200の質問』という本の中で、法務省入国管理局の官僚...
支援

働くこともできず、帰国することもできず、生活保護を受けることもできない

※この記事は2020年11月1日に「はてなブログ」に掲載した記事を転載したものです。 NHKで以下のニュースが配信されていました。 ――――― 不法滞在などで逮捕のベトナム国籍の男女「新型コロナで失職」 2020年...
研究

【社会福祉系教員になるために】社会福祉士実習演習担当教員講習会とは

※この記事は2019年9月3日に「はてなブログ」に掲載した記事を転載したものです。 JREC-INというサイトには大学などの教員採用情報が載っています。いつものように何となく見ていたら、社会福祉系大学の公募に「『社会福祉士実習演習担...
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