2022年10月17日(月)~10月23日(日)のTwitterの記録です。
■10月19日(水)「ミスター、元気?」
シェルターに入居されている仮放免状態の方が料理を作ってくれました。スパイシーな煮込み料理。カボチャもあります。美味しかったです。私が事務所の洗濯物を洗濯機に入れっぱなしにしていて取りに行ったら、この方が干してくれていました。「ミスター、元気?」とのこと。感謝です。
■10月19日(水)「家を失った難民」
月曜日は高齢の仮放免で難民の方のところに行きました。家を失いホームレス状態になり、今は支援団体の一時施設に滞在されています。支援団体の方には感謝しかありません。食べ物もないし、病院に行かないと行けないし、次の住まいも探さなければいけません。この方に限らず皆さんこのような状況です。
■10月19日(水)「食べ物を送りました」
火曜日、仮放免の方々に食べ物を送りました。毎月毎月「お米がない!」「おかずがない」と頭の痛い日々が続いていますが、今月もなんとか送ることができました。ご寄付してくださった皆さま、ありがとうございました。明日の食べ物の心配する生活は辛いと思います。 https://tsukuroi.tokyo
■10月19日(水)「何のために生きているのかわからなくなる」
火曜日は仮放免状態の方の通院同行でした。精神科です。
この方は「日本に長くいる。国には帰れない。働けない。何もできない。病気もある。何のために生きているのかわからなくなる時がある」とお話されていました。 この方にどんな言葉をかければいいのかわかりません。
■10月19日(水)「窮状を知った人がそれぞれのできることをする」
火曜日、スリランカの難民で仮放免状態の方をお招きしてお話会をしました。安心安全な場でお話していただくために参加者を制限しましたが、約20名の方にご参加いただきました。
スリランカで経験した命の危険。入管内での理不尽な経験。仮放免後の厳しい生活。お話してくださって本当にありがとうございました。参加者の方から「聞いていて辛かった」「心がキューっとなった」と感想をいただきました。本当にそうだと思います。
仮放免の方が声を挙げると危険に晒されるので、なかなか声を挙げることはできません。そうであれば、仮放免の方の窮状を知った人がそれぞれのできることを行っていくほかないのだと感じています。参加者の方々からもそのようなお声をいただきました。私も模索していきます。
お話会のあと、ご本人と支援者の方と私でミャンマー料理を食べに行きました。ナマズカレー。辛いですが美味しかったです。ナマズカレーを食べていた最中、たまたま知り合いの仮放免の方に出くわしました。突然の出会い、嬉しかったです。ミャンマー料理おすすめです。
■10月19日(水)「銃口を頭に突き付けられたとき」
私は銃口を頭に突き付けられたことはありませんが、仮放免状態のAさんは突き付けられた経験があります。親御さんのことが頭に思い浮かんだそうです。こうした経験をし、日本に逃れてきた方と一緒に、働き、暮らし、「平和」な日常生活を送ることができる日本社会になってほしいと強く願っています。
■10月21日(金)「病院に受診できない」
無料低額診療の医療機関の方に仮放免の方のご相談をしたところ、「相談が殺到していてお引き受けできない可能性がある。病院の負担が厳しくなっている」とのお話がありました。たぶん受診できないと思います。医療機関は本当に限界なのだと思います。
■10月21日(金)「健康とは明日を生き抜く力」
ある方が「健康とは明日を生き抜く力」とお話されていて、本当にその通りだなと思いました。
■10月22日(土)「お願いして生活するしかない」
仮放免状態にある方は人にお願いして生活するしかない状況です。当然、お願いしても断られることもあり、「本当はしたくない」という態度で嫌々対応してもらうこともあります。人としての尊厳が削られている場面を幾度も見てきました。就労を認めて、自分の人生を自分の手で決められるようにする。まずはそれが大事なんだと思います。
■10月23日(日)「優真さん、私に健康保険をください」
仮放免の方からメール。「早くガンの手術をしたい」。
別の仮放免の方からもメール。「体調が悪くなっていってる。何が起きているのか不安でしょうがない。優真さん、私に健康保険をください」 。
このあと、家賃を払えない仮放免の方のところへ行きます。 仮放免者は「生きていけない」状況です。