「生活保護は権利ですから」/来日30年を超える「難民」/難民母子家族とエアコン

2022年6月27日(月)~7月3日(日)のTwitterの記録です。

■6月26日(月)「国会議員の方々へ要望」
予定が合わず直接参加できなかったのですが、石橋みちひろ議員主催のオンラインイベントでコメントをしました。34分20秒あたりです。仮放免者が「人として生きていけない」状況を改善してほしいという訴えです。石橋議員から重要な提案あり。本当にそうなってほしいです。

石橋みちひろ参議院議員に聞く!「入管行政の問題点と難民保護法案」

■6月27日(月)「『生き残れなかった』非正規滞在者」
今日は入管問題調査会(https://note.com/irtf/)のイベントに北関東医療相談会の長澤さんと一緒に登壇しました。長澤さんからは「生き残れなかった」非正規滞在の方のお話。「健康」についての問題提起がありました。 お集まりいただいた皆様ありがとうございました。どうにかしなきゃいけないです。

出所:大澤作成資料

■6月28日(火)「生活保護は権利ですから」
昨日は日本人で高齢の方の生活保護申請に行きました。無事申請できました。ですが、この方から「落ちぶれるところまで落ちぶれてしまった」「生活保護を受けるならホームレスになった方がいいのかもしれない」「恥ずかしい」とお話。 役所の生活保護ケースワーカーの方からは「大丈夫ですよ。生活保護は権利ですから」。その通りだとおもいます。

■6月28日(火)「食料支援」
先週、仮放免者の方など困窮されている外国人の方に米、野菜、おかず、マスクなどを送りました。 シェルターからアパートに移った方や仮放免の方と一緒に作業しました。野菜を沢山食べてほしいです。

出所:大澤撮影

■6月29日(水)「来日30年を超える『難民』」
昨日は30年前に日本に逃れてきて、難民として認めらず、仮放免状態に留め置かれ続けているミャンマーの方とお話しました。杖がないと歩けません。アウンサンスーチーさんのことをお話されていました。どうにかなってほしいし、日本にいるミャンマーの方には難民認定を出すなどして、生活できるようにしてほしいです。お話した方はご年配の方です。生活保護など利用できないと生きていけません。早く対応すべきです。

アウンサンスーチー氏、刑務所の独居房に収監 ミャンマー - BBCニュース
ミャンマーの元指導者アウンサンスーチー氏(77)が22日、住宅での軟禁状態から、首都ネピドーにある刑務所の独居房へと移された。

■6月30日(木)「難民・移民フェスで見た夢」
「日本に来て6年。東京タワーも、ディズニーランドも、日本の観光地も全然知らない」「自分の人生はゼロどころではなく、この6年でマイナスになってしまった」「(支援者の)大澤さんは食べ物送ってくれる。はずかしい。乞食みたい。いろんなことをお願いしたくない。あれもない、これもない、そんな願い事したくない。…仕事をさせてほしい。日本のため、生活の為、社会のために生きたい。ただ『いるだけ』、こんな人生意味ない」

第18回:難民・移民フェスで見た夢(小林美穂子)
2022年6月4日の土曜日、晴天に恵まれたこの日、私は練馬区にて開催された「難民・移民フェス」にいそいそと出かけて行った。チラシには、練馬駅徒歩1分とある。地図を見るまでもなく、熱気と人だかりがする方向へ吸い寄せられるように歩いてい…

■6月30日(木)「手術代が3倍で750万円」
知らない番号から電話がありました。仮放免の方でした。 心臓に疾患があり、何度も救急車に運ばれているとのこと。手術代は250万円。でも、今の病院は無保険外国人は3倍なので750万円。 民間の支援団体ではどうもできないのではないでしょうか。 どうしたらいいのか…。

■6月30日(木)「ウガンダの仮放免者」
「シルビアちゃんの遺体はいたることろが切断され、心臓と性器は呪術師のまじないの儀式のために、ナイフで切られて持ち去られていた」
このような環境から逃れてきた仮放免の方がいます。早く在留資格を。

富と権力求め子どもをいけにえに、ウガンダで横行する呪術殺人
【6月19日 AFP】ウガンダの農村部に暮らすカナニ君(9)とシルビアちゃん(8)の兄妹は、家畜に餌を食べさせていたとき、ほとんど見ず知らずの男に話しかけられた。

■6月30日(木)「恩返し」
私は本当に知らないことが多く、仮放免の方や支援者の方などに教えてもらうことが沢山あります。 想像もできないようなことを沢山教えてもらっています。 微力ですが、何か行動することでその恩返しができたらと思います。「言うは易く行うは難し」ですが。

■7月1日(金)「食べ物がない」
「食べ物がなくて困っている」という仮放免の方から相談がありました。食べ物を送ります。

■7月1日(金)「疲れ切っているソーシャルワーカー」
今日は仮放免の方・通訳ボランティアの方と一緒に病院に行きました。
半年前に検査をして心臓と腎臓に異常がありました。すぐに病院に行った方がよかったのですが、痛みなく、また他に重症の仮放免の方が多数いらして対応できず、病院にお連れするのが遅れてしまいました。申し訳ありません。数日中に身体の状況がわかります。何もないことを願うばかりです。
今回受け入れていただいた病院は診療費を病院で負担してくださいました。感謝しかありません。その一方で、これはすべて病院の持出しになるので限界があります。それについては以前書いた記事をご覧ください。
私が出会う病院の医療ソーシャルワーカーの皆さん、疲れきっている状況の方が多い印象があります。激務なのだと思います。

■7月2日(土)「全国生活保護裁判連絡会で講演」
今日は全国生活保護裁判連絡会で「外国人と生活保護」についてお話しました。難しく、ややこしい話にお付き合いくださり、ありがとうございました。千葉に暮らす仮放免の方も来てくださいました。法律家の方や議員さんも来てくださいました。 とても大事な問題だと感じています。

出所:大澤作成資料

■7月2日(土)「羅針盤」
今、「仮放免者生活実態調査」の自由記述欄を見直しています。 写真はある難民の方の訴えです(通訳者代筆)。 アンケートに答えてくださったお一人お一人の訴えが私が支援活動をする時の羅針盤になっています。 報告書(https://npo-amigos.org/post-1399/)には自由記述も掲載しています。よろしければご覧下さい。

出所:大澤撮影

■7月3日(日)「難民母子家庭とエアコン」
今日は難民の母子家庭の方のところに行きました。小さいお子さんがいます。命の危険があるほどの酷暑の中、エアコンのないアパートで生活されていました。さすがにそれは危ないということで関係者の皆様にご協力いただいてエアコンを購入、設置しました。ありがとうございました。お金は別途集めなければなりません。
ただ、お母さんから「私はとてもハッピー。本当にありがとうございます」。小さいお子さんも楽しそうにしていました。よかったです。 日本語に苦労を抱える中で、小さいお子さんを育てるのは本当に大変なことだと思います。彼女がエアコンを買うのは難しいです。

出所:大澤撮影
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