ソーシャルワーカーの倫理/ホームレス状態から抜け出せない/民間の善意

3月14日(月)~3月19日(日)のTwitterの記録です。

■3月14日(月)「中野夜回り」
今日は中野の夜回りでした。 夜は冷えます。

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出所:大澤撮影

■3月17日(木)「突然の電話」
今日、知らない番号から電話がありました。仮放免の方でした。
以前、心臓に疾患があり病院に行っていたが、保険なくお金なく行けなくなったとのこと。かつ、「たべものない」とのこと。医療費どうすればいいか。他にも医療を受けられず苦しんでいる人が沢山います。

■3月17日(木)「ソーシャルワーカーの倫理」
今日は難民申請中の仮放免の方の通院同行に行きました。精神科です。入管収容と内部での暴力が原因です。仮放免者は医療保険に加入できないので全額自己負担です。支援団体が払いました。
ご本人が病院のソーシャルワーカーの方と話していた際に、ワーカーの方から「日本人はみんな外国人が嫌いだからね」と言われたそうです。ご本人は「そんなことないですよ、いい人もいますよ」と返答したそうです。また、「仮放免は働けないのか。こっそり働いちゃえばいいよ」と言われたそうです。ご本人は「捕まったらどうすればいいんですか。○○さんに働いていいって言われたって入管に言えばいいんですか」とお伝えしたところ、「私が言ったのは黙っててね」と言われたそうです。無責任だなと思います。その後、別件で私がこの方と話した時、初対面でしたが、とても高圧的でした。なぜかはわかりません。
何の文脈で先ほどのような話が出たかわかりませんが、ソーシャルワーカーがこのようなことを言ってはいけなかったのではないでしょうか。 ソーシャルワーカーが規範とすべき「 ソーシャルワーカーの倫理綱領」には以下の文言があります。
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ソーシャルワーカーは、すべての人々を、出自、人種、民族、国籍、性別、性自認、性的指向、年齢、身体的精神的状況、宗教的文化的背景、社会的地位、経済状況などの違いにかかわらず、かけがえのない存在として尊重するhttp://jfsw.org/code-of-ethics/
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精神疾患に罹患しているご本人は「大丈夫だよ」と言っていました。ただ、傷付きや憤りも同時に感じました。仮放免者は日頃からこういう対応や視線にさらされているのだと思います。
私の知るソーシャルワーカーの多くは尊敬できる人ばかりです。外国人を含めた困難な状況に置かれた人の尊厳を守る活躍をしている人ばかりです。そういう意味においても、今回のワーカーの方の発言はとても残念でした。

■3月18日(金)「仮放免者の命と健康を守るためのお願い」
【お願い】 仮放免者は「生きていけない」状況です。
仮放免の中学生、心臓の手術が必要ですが、お金がないので病院に断られてしまいました。300万円必要です。40代の仮放免女性(アフリカ出身)は子宮筋腫の手術が必要ですが、お金なくできません。100万円必要です。50代の仮放免男性(南アジア出身)は心不全で手術が必要ですが、お金なくできません。300万円必要です。その他にも多くの仮放免者が辛く苦しい状況に置かれています。本当に生きていけません。
これは本来であれば国が行うことです。しかし、国が行わないのなら民間でやるしかありません。仮放免者の命を守るために、死なないようにするために、ご協力をお願いいたします。最後の記入欄に「仮放免者への寄付」とお書きください。全額仮放免者のために使います。
私たちの「生きていけない」仮放免者調査結果もご覧ください。 ご支援よろしくお願いいたします。

https://congrant.com/project/npoamigos/3162
【報告書】「生きていけない」外国人仮放免者の過酷な生活実態「仮放免者生活実態調査」報告 | NPO法人北関東医療相談会
出入国管理及び難民認定法(以下,入管法)で規定された「外国人仮放免者」の生活は極めて深刻な状況であり、一言でいえば「生きていけない状況」です。こうした深刻な状況は今すぐに改善されなければなりません。しかし、こうした状況を知っているのは外国人

■3月18日(金)「ホームレス状態から抜け出す術がない
今日はホームレス状態の仮放免者の方のところに行きました。今は支援団体のサポートでホテルで過ごせています。 とりあえずよかったですが、支援団体のサポートがなければホームレス状態のままでした。
その一方で、「アパートに入りたい」と訴えるがホームレス状態を強いられている仮放免者もいます。

■3月19日(土)「手術代がない」
今日はヘルニアの手術が必要な仮放免者の方の相談がありました。
手術代どうすればいいのか。 ご本人苦しいと思います。

■3月19日(土)「民間の善意に押し付けないで」
2021年11月5日の法務大臣、記者会見での発言です。
記者から仮放免者の深刻な状況に対してどのように対応するのかという質問に対して、「仮放免中の外国人から生活上や健康上の問題について連絡・相談があった場合には…地元の支援団体の連絡先をお知らせする」とのこと。
法務大臣が無邪気にこういうことを言ってしまう状況、批判されるべきです。「自助」も「共助」も限界です。生きていけません。「公助」が必要です。民間の善意だけに押し付けないでほしいです。

法務省:法務大臣閣議後記者会見の概要
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