※2月28日(月)~3月13日のTwitterのまとめです。
■2月28日「『共感』に依存するしかない仮放免者」
仮放免者が「生きていく上での必要を満たすためには、他者の共感に基づく支援に依存するしか方法がない。…仮放免者が主体的に社会にかかわる基盤」が必要。
稲葉奈々子 「『自助』奪われた非正規滞在外国人 支えは共感、その可能性と限界」 朝日新聞出版 Journalism 2021.12
■3月4日「食糧支援」
今日は困窮している外国籍の方に食料や生活用品などを送りました。合計で110件ほどです。
「今物おめに出来ますが?家旦那がコロナなたので皆んな家て過ごしてます」とSOSのメールがあったので、いつもより多めに送りました。コロナに罹患すると大変です。
https://npo-amigos.org
■3月8日「『生きていけない』仮放免者 記者会見」
厚労省で記者会見をしました。
立ち見の方が出るほど多くの記者やライターの方にご参加いただきました。記者会見で私が伝えたかったことは以下に尽きます。
「#仮放免者に就労許可を」 これだけで仮放免者の多くが救われます。生きられます。死なずに済みます。 働いて給料もらうのは禁止。でも、医療保険認めない、生活保護も認めない、何も認めない。死ねということでしょうか。 仮放免者から生きる手段を奪わないでください。仮放免者に就労許可を。
■3月8日「移住連 省庁交渉」
今日は移住者と連帯する全国ネットワーク主催の「省庁交渉」に参加してきました。
生活保護の問題、仮放免者の「生きていけない」状況について伝えてきました。明日の法務委員会で国会議員の方が「無保険外国人の医療」問題について質問してくれるとのことです。
■3月10日「研究会」
今日はある財団法人の方にお招きいただき、「外国人と生活保護」をテーマに報告させていただきました。貴重なコメントを沢山いただきました。ありがとうございました。
■3月10日「つくられた貧困」
記者会見の中で、北関東医療相談会の長澤正隆さんが「これは作られた貧困だ」と言っていたことが頭に残っています。
■3月11日「治療が必要な人100%」
2021.11.3に東京で仮放免者などを対象とした医療相談会を行いました。そこで健康診断を受けたい方を募り、その後、66名の方に健診を受けてもらいました。
結果は、異常がない人(A)は0人。何かしらの異常があったり、治療が必要な人66人。つまり100%でした。かつ、治療中の人(F)は0人でした。
この結果に、仮放免者など困窮している外国人が送っている生活の厳しさが端的に表れています。北関東医療相談会:長澤正隆さん「先日、アフリカ出身のオーバースティも心不全でした。南アジア出身の仮放免者も在留資格はありません。治療費は100万円単位です。仮放免の子ども300万円といわれてます。治療費はどうするかということです」 。
これは先日行った記者会見でお伝えした「仮放免者生活実態調査」からも明らかです。 報告書・ダイジェスト版をご覧ください。
■3月11日「ホームレス状態の仮放免者」
今晩は支援者の方から連絡があり、ホームレス状態の仮放免者の方に会いに行きました。民間支援団体でできることには限界があります。どうにもなりません。公助が必要です。 ホームレス状態から脱却できる制度が今すぐに必要です。
■3月13日「日本社会福祉学会・関東部会のシンポジウムで報告しました」
今日は日本社会福祉学会・関東部会のシンポジウムに登壇、仮放免者の実態について報告しました。 貴重なコメントを沢山いただき刺激を受けました。ありがとうございました。 仮放免者の「生きていけない」状況、多くの方に知ってもらいたいです。