2024年10月14日(月)~20日(日)の記録(https://x.com/yumananahori)です。
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今週は、難民・仮放免・外国籍・日本国籍の方から計64件の相談を受けました。
食料関係×4/住居関係×11/医療関係×10/入管関係×8/教育関係×1/その他×30
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■10月15日(火)「まわりまわって会って話すのが一番楽かも」
昨日、他分野の支援者の方が「大変かもしれないけど逃げないでしっかりぶつかり合うことが大切」とお話されていました。言うは易く行うは難しではありますがそうだなと感じています。 私は電話が好きではなくてメールで済ませてしまいがちですが、まわりまわって会って話すのが一番楽かもと思ったり。
■10月15日(火)「RHQ、利用できないまま却下頻発」
支援者の方から連絡。命を狙われて逃げてきた難民申請者の夫婦がRHQの申請却下になりました。理由は明示されず不明。どこからも支援金なく生きていけない状況。 まったく利用できないまま却下されることが他でも頻発しています。RHQ機能せず。危機的状況。家なく食べられず暴力に遭う人増えるのでは。
■10月16日(水)「ジェンダー格差、放置の末に 高齢単身女性の貧困」
統計的に先進諸外国の中でも日本の高齢者、特に単身高齢女性の相対的貧困率はとても高いです。「高齢者は優遇されている」というような雑な話で社会保障を利用しづらくするとまともな生活ができなくなる人が増えます。かつ、後の世代(特にロスジェネ世代)にも影響出るのでは。
■10月16日(水)「路上生活の妊婦から相談」
昨日に続いて今日は路上生活をしている妊婦の相談が支援者からありました。RHQ機能せず。支援団体で人とお金を持ち寄って何とかするしかないが厳しい。比喩的な意味ではなく、外で人が亡くなったり様々な暴力に遭う前に今すぐに対応すべき。関係者と動きます。
■10月16日(水)「11月29日 つくろい東京ファンド報告会のお知らせ」
11月29日(金)の夜につくろい東京ファンドの報告会を行います。「貧困」と「住居」という切り口で色々な社会問題を考えることができると思います。路上生活、若者、高齢者、子供、妊婦、生活保護、行政、群馬、タイミー、低賃金、非正規、難民、仮放免などなど。挙げるとキリがありません。
■10月16日(水)「つくろい東京ファンド『セーフティネット修繕』の取り組み」
つくろい東京ファンドの紹介動画をカメラマンの方に作っていただきました。ありがとうございます。 つくろい東京ファンドの皆さんが何をやっているのかよくわかります。いい記念になりました。私が出ているところは恥ずかしいのですが、よろしければご覧ください。
■10月20日(日)「社会政策学会」
社会政策学会で拙著の書評をしていただきリプライをしました。的確な書評をしていただきました。評者とご参加の皆様に感謝申し上げます。 リプライを考える過程で色々なことが見えてきました。考えたいこと調べたいこと書きたいことが沢山あります。
社会政策学会に参加したら可愛いイラストとともにお土産と観光案内まで頂いてしまいました。ざびえる等々美味しかったです。運営を大変ありがとうございました。 時間とお金がないので大分駅周辺だけ少し回っていましたが、好きな雰囲気です。親切にしてくれる方もいました。
■10月20日(日)「いま知りたい『クルドの若者』の現在地」
明日、NPO法人メタノイアの連続セミナーで難民・仮放免者の「生きていけない」現状をお伝えします。子供のこと多めに、ドイツの状況についても少しだけ触れます。盛り込みすぎて時間的にやや心配ですが、よろしければご視聴ください。