【毎日新聞 掲載】稲葉剛「支援が届かない難民申請者」

2024年11月20日、毎日新聞の稲葉剛さん「政治プレミア」でインタビュー記事を掲載していただきました。

今もこの寒い夜に路上生活をしている難民申請者がいます。公的支援が機能しない中、支援団体や支援者が保護してきました。妊婦も子供もいました。しかし、もう限界です。このままいくと来年6月ごろには資金が尽きます。
支援団体や支援者が文字通り「命」を支えてきました。支援団体が存続不可になってもいいですが、国や自治体は放置なので結果として「命の危機」に瀕する難民申請者が増加します。 いま1歳の元気な男の子はこの世にいなかったかもしれません。暴力に遭う人もいるでしょう。とりわけ女性の難民は深刻な被害に遭います。
支援団体が潰れかかっている今、本当に公的保障が必要です。社会的認知も必要です。タイムリミットは迫っていますが、支援団体でできることは頑張ってやっていきます。大変申し訳ありません。ご協力いただければ幸いです。

支援が届かない難民申請者 | | 稲葉剛 | 毎日新聞「政治プレミア」
 「外務省も人道上、人権上危機にあるというふうに認めている国の方々が、今、東京都内の公園で野宿をされておられます。雨の日も公園で傘を差して寝ております。お金がなくて、誰かが支援をしなければ食べることさえままならない状況です」
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