友人や知人の命/動きたくても動けないAさんの代わりに/「生きててごめんね」

2023年5月1日(月)~7日(日)のTwitter(https://twitter.com/yumananahori)の記録です。

■5月1日(月)「友人や知人の命」
一緒にボランティア活動をしているAさん、掃除を手伝ってくれるIさん、優しい声をかけてくれるSさん、難民の皆さん。お世話になってきた友人や知人の命を何としてでも守る#入管法改悪反対

■5月3日(水)「おまえがやらないで誰がやるんだ!」
日曜日はこちらに参加しました。想定以上の方がご参加されていたようです。私が持っていった100部の資料がなくなっていました。 『ワタシタチハニンゲンダ』、必見です。映像の持つ力を感じました。この映画を通して「今起きていることはおかしい」と感じる方が増えていくはずです。
私は上映会後のトークイベントに登壇しました。反貧困ネットワークの原文次郎さんも登壇されていました。勉強になりました。私からは「この問題は日本国籍者(=マジョリティ)の問題だ」とお伝えしました。マジョリティが動かないといけない問題だということです。改めて入管法改悪に反対です。できることを探してできることをします。
私の報告を聞いてくださった方から詞をいただきました。色んな解釈ができるかと思いますが、私は「おまえがやらないで誰がやるんだ、たとえ一人でもやりきれ!」というメッセージだと受け止めました。励まされました。行動していきます!

出所:大澤優真撮影

■5月3日(水)「命からがら逃げてくる難民が増えている」
月曜日は難民の方を先生にフランス語レッスン。少しはわかるようになってきた気がしますが、未だに「お元気ですか?Comment allez-vous?」と「お名前は?Comment tu t’appelles?」を間違えてしまいます。
その後は通訳の方と一緒にアフリカ難民の方の住居、医療、難民申請の相談。その後、別の入国まもないアフリカ難民の方から家賃の相談。ホームレス化を防がなければなりません。食べ物にも事欠くような状況だったので、彼が暮らしているシェアハウスに送りました。今後のことなどもう少し話したかったですが時間切れ。今度お話することにしました。
その後、仮放免状態に置かれている難民の方から「同国人で最近命からがら逃げてきた人がいる。助けてくれないか?」との相談。正直パンク気味ですが、しんどい状況で苦しんでいるのだと思います。会う約束をしました。 命からがら逃げてくる難民が増えています。この流れは止まらないと思います。しかし、難民を支える仕組みはほぼなし改善するなんてのはなく入管法を改悪するという状況。 医食住と日本語教育を保障して生活の基盤をつくる。共に日本社会をつくりあげていく基盤をつくる。それが大事だと考えます。

■5月4日(木)「いい人とか悪い人というのではなく『普通』の人」
火曜日はアパートに移った方、仮放免状態に置かれている方々とボランティアをしました。シェルターの不用品の生理整頓や清掃、整備です。黙々と淡々と業者のような動きです。いつもとても助かっています。晴れていたのでお昼は外で。近くの川には鯉がいました。

出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影

その後、病院に行き、ソーシャルワーカーの方と仮放免状態に置かれている方と相談。色々と大変な状況にあります。その一つに下肢静脈瘤があり、それを改善するためにソックスを買ってきてお渡ししました。ご本人から何度も「ありがとうございます」。良くなることを願っています。
その後は役所に行き、仮放免状態に置かれている方の精神障害者手帳の申請に行きました。無事に受理。よかったです。
その間に、支援団体の方から住居のない外国籍の方の相談。医師の方とソーシャルワーカーの方から仮放免状態に置かれている方の医療の相談がありました。また、仮放免状態に置かれている方のご家族から「病院にも行けず電話代も払えません。助けてください」と連絡がありました。フリーWi-Fiを見つけてそこから連絡をくださったようです。お返事しました。メールが返ってくることを願っています。
夜は仮放免状態に置かれている方から「いつもお世話になってますから。大澤さんにつくることが嬉しいですから」と魚のカレーとナンをいただきました。とても美味しかったです。お気持ち嬉しいです。

出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影

難民、仮放免者など在留資格のない人は「得たいの知れないおどろおどろしい何か」ではありません。「横にいる普通の隣人」です。いい人とか悪い人というのではなく「普通」の人です。入管法の議論では議論の基盤となるその部分がポッカリと抜け落ちているように感じます。

■5月4日(木)「動きたくても動けないAさんの代わりに」
ご高齢のミャンマーの方とお話。難民性が高いのに未だに仮放免状態です。
「大澤さんデモでスピーチとか国のために頑張ってること○○さんから聞きました。私も行きたいんですが、腰とか背中とかが痛くて。保険証持てないから治療できなくて。私も国のためにやってきた。デモとかイベントとか行きたい気持ちは山々なんですが…」
私にできることは本当に些細なことですが、動きたくても動けないAさんの代わりに動きます。

■5月6日(土)「多様性を担保したしなやかで強い日本社会という将来像」
難民や仮放免状態に置かれている方と共に日本社会を創りあげていく必要性を感じています。 同時に、それは実現できるんだということを実例をもって示したいですし、できる気がします。多様性を担保したしなやかで強い日本社会という将来像を描きたいです。

■5月6日(土)「生きててごめんね」
小さいお子さんを育てる仮放免状態に置かれている難民のお母さんからメール。
子どもが熱を出したけれどもどうにもできない。「この状況で私の心理さえも壊れてしまい、否定することさえ考えました。我慢できなかった、子供たちはいつも病気、保険なし、何もない、お金がない、雇用主がない、言語がない、どうすればいいのかわからなかった。生きててごめんね(注:Google翻訳)」
あなたは何も悪くない。

■5月7日(日)「高円寺デモ」
#0507高円寺 の入管法改悪反対デモに到着しました。駒井弁護士のスピーチ。後ろからはスピーカーの姿は見えません。悪天候ですが、参加者増えている感じです。 #入管法改悪反対

出所:大澤優真撮影

無事に家に到着しました。約3500人の方が参加されたとのこと。私もその一人になれてよかったです。 運営の皆さま、ありがとうございました。隅々まで行き届いていたご配慮に行進しながら感動していました。

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