路上の難民申請者/群馬でも路上の難民申請者/難民の子供、病院に行けない/民医連医療

2025年2月17日(月)~23日(日)の記録(https://x.com/yumananahori)です。
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今週は、難民・仮放免・外国籍・日本国籍の方から計118件の相談を受けました。
食料関係×12/住居関係×48/医療関係×8/入管関係×7/教育関係×0/その他×43
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■2月18日(火)「路上の難民申請者」
昨晩、路上生活をしているアフリカ出身で難民認定申請中の仮放免の方からSOS。ホテルで保護。その後の目処が立ちません。どうしたもんか。
ホテル代を出して1週間はなんとかしました。しかしその後はどうなる。寝袋を渡してまた路上に戻ってもらうのか。寒い冬は続きます。今まで物乞いをして食べ物と入管までの交通費を確保してきたとのことでした。 彼の生活が何とかなることを願います。

■2月18日(火)「民医連医療」
『民医連医療』に連載を寄稿しました。今号ではよくある質問にお答えしました。
『民医連医療』の連載はこれで終わりです。お声がけいただきお力添えくださった編集の皆様に感謝申し上げます。併せて、読者の皆様にも感謝申し上げます。私の連載をコピーしてくださった方もいらしたとうかがっています。ご感想もいただきました。連載で書いた支援方法を現場で使ったというお声もいただきました。お役に立てたのであればとても嬉しいです。
『民医連医療』では、難民や仮放免者などの困窮する外国籍の方々の現状、かれらへの具体的な支援、かれらの生存権保障の展望を書きました。より多くの方に読んで知っていただきたいという気持ちが強く、いま書籍化できないかと関係者の方々に相談中です。 講演会後や講義後によく「もっと背景や制度や支援方法のことを知りたいのですが、オススメの本はありますか?」と質問を受けます。それに答えられる本を書きたいです。もし出版できることがあればお手にとってもらえると嬉しいです。出版できるかわかりませんが、決意の宣言だけはしておきたいと思います。

民医連医療 2025年3月号 - 全日本民医連
【特集】会って学んで語り合って――ケアこそ未来を拓く 第16回看護介護活動研究交流集会 3月末に訪れた奈良は、

■2月19日(水)「食料支援」
昨日はつくろい東京ファンドの食料発送。難民・仮放免の方々に送りました。50世帯。野菜や米などご寄付くださった皆様、ボランティアの皆様、大変ありがとうございました。 食べ物がないという相談が増えつつある中、物価高騰で支援が厳しいですが、続けていけることを願います。

出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影
【物品寄付のお願い】国籍を問わない困窮者支援活動にご協力ください。 | つくろい東京ファンド
一般社団法人つくろい東京ファンドは、国籍を問わず、生活に困窮している人々の住まいと暮らしを支える活動を展開しています。2022年以降は新規に日本に来られた難民の方からの相談も増えています。先日、ジャーナリストの安田菜津紀さ

■2月19日(水)「難民の子供、病院に行けない」
難民認定申請中の仮放免のお子さんが高熱を出していて学校から帰ってきたが、お金がなくて病院に連れていってやれないと母から相談がありました。 迫害され逃げてきた難民は社会的制度的格差の中で生きなくてはならない。それでいいのか?少なくとも未成年者は条約もあるので無条件に保護されてほしい。

■2月21日(金)「つくろい東京ファンド公開セミナー」
今日はこちらでした。ご参加くださった皆様、大変ありがとうございました。 つくろい東京ファンドの難民・仮放免者支援について全体的にお話しするのは初めてでした。多くの方とこの問題について考えていければ幸いです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

■2月21日(金)「また路上の難民申請者」
今日は路上生活をしていた難民申請者の方2人からSOS。保護しました。寒いなか1週間外で寝ていたそうです。 とりあえずカプセルホテルに入ってもらいましたが、その先はどうする。お金はどうなる。とても厳しい。

■2月21日(金)「群馬でも路上の難民申請者」
群馬県で路上生活をしている難民申請者の男性のSOS。19歳。見かねた方が彼を車に泊めてあげたようです。群馬は寒いので凍死してしまうのではと心配です。 私だけではどうにもならないので支援者の方に相談しています。ありがとうございます。住居とお金の問題。どうにかなることを願っています。

■2月21日(土)「群馬」
今日は群馬前橋でした。外国人医療関係のミーティングです。前線にいる方々から実態と課題を多く聞きました。すべきことが見えてきました。ありがとうございました。
昨日、群馬で路上生活をしていた難民申請者の若い男性は複数の支援団体の方にご尽力いただき路上を脱しました。大変ありがとうございました。数ヵ月後どうなってしまうのかわかりませんが、まずはよかったです。ホッとしました。群馬、寒かったです。アフリカ出身の彼も寒かったと思います凍死の言葉が頭をよぎりました

出所:大澤優真撮影

■2月22日(日)「またまた路上の難民申請者」
支援者の方から連絡。炊き出しの会場に路上生活の入国まもない難民申請者の方が来たとのこと。また増えている? 寒いからどうにかしないととは思いますが、支援団体や支援者の蓄えが厳しいことになっています。生活困窮者自立支援制度の一時生活支援事業が使えるようになれば解決することが多いです。

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