支援の在り方/物乞いと路上生活をしていた仮放免者

2025年9月1日(月)~14日(日)の記録(https://x.com/yumananahori)です。

■9月3日(水)「支援の在り方」
色々なところから、路上生活になっている入国間もない難民申請者の方の相談が来ています。ある人は都内のある公園で通行人からお金をもらったり、フリーWi-Fiを使って連絡をしているとのこと。食べ物がなくてしんどいと。とても暑いので大変だと思います。
しかしお金がかかるので支援は厳しい。仮放免者の支援を含めて、これは民間だけですべきことなのか強く疑問です。最近その思いをより強くしています。支援者からすると命や健康を身代わりにされているので支援せざるを得ませんが、本来は公的な対応が必要でしょう。仮放免許可を出しているのは入管です。入管に第一義的な責任があるのではないでしょうか。
法務省の概算要求に関する報道を見ましたが、仮放免者や難民申請者への支援については予算が割かれているのでしょうか。もし支援団体や医療機関が支援をストライキしたら、混乱が生じ、入管にとっても不利益になると経験的に感じます。勝手にやっていることでしょと足下を見られている気がしてなりませんし、私自身の支援の在り方も再考しなければと感じています。
法務省の令和8年度概算要求についてはこちら(https://moj.go.jp/kaikei/bunsho/kaikei02_00150.html)から確認できます。 重点事項として「不法滞在者対策・難民の迅速かつ適切な保護の推進」に45億3500万円。これ以上の詳しいことはここからはよくわかりません。

出所:法務省ウェブサイト

■9月4日(木)「物乞いと路上生活をしていた仮放免者」
先週は仮放免の方の引越でした。
国家公務員だった彼は政府の汚職を批判し、逮捕状が発効されたこともあり日本に逃げてきました。しかし、難民認定申請は認められず仮放免に。体調も悪く、複数の疾患に加えて眼の疾患もあり、数m先は見えず、徐々に視力が弱まり、最終的には失明します。入管収容施設から出されて仮放免になった彼は知人宅にしばらく居候しましたが、ずっとはダメで路上生活になりました。
今年の冬、とても寒い時期に彼に会い、保護をすることになりました。食べ物は駅前で物乞いをして生き延びていました。 危ない状態だったので保護したのはいいものの、行き先がありませんでした。そのような中、ある教会の方が彼を受け入れてくださいました。本当に助かりました。目があまり見えない人を路上に戻さないといけないのかと思っていた私自身がホッとしました。また、医療も他の支援団体の方や医療機関がサポートしてくださいました。本当にありがたいです。 
今回、お世話になった住まいの期限が来たので、行き先を探し、低廉な利用料で受け入れてくださるところを見つけました。支援者もいます。とても助かりました。電車と車に乗って支援者の方々と入居手続きをしてきました。これで資金が続く限りは路上生活にならずに済みます。 しかし、資金は枯渇。いくらか彼のためになんとか残しましたが、もって半年。その後はどうにもなりません。どうにかなることを願っています。努力します。

■9月4日(木)「絶え間のない困難な状況にある人からの相談」
今日も難民申請者や仮放免者の方々に関する相談を多く受けました。
在留資格はあってある程度のお金もあるが外国籍なので引越先が見つからない家族、路上生活の難民申請者、入管収容中の難民申請者、大学に行きたい監理措置の若者、家賃が払えない仮放免者、体調不良の難民申請者、警察に保護されている詳細不明の外国籍者など。 日本人の方からも連絡がありました。長らくお付き合いのある方で、大変な生活をされていましたが、一区切りついて良い結果になったという話でした。

■9月5日(金)「まだまだ殺到」
今日も難民申請者や仮放免者、その他外国籍の方に関する相談が方々から殺到しています。 丁寧に対応したいですが、公的支援がなく、お金もマンパワーもなく大変です。ひとつひとつが重い。老若男女。言葉もジェンダーもステータスも相談内容バラバラ。体力が続くように身体を休ませながら頑張ります。

■9月9日(火)「今月のチャリティースリランカカレー」
本日12時~15時まで、カフェ潮の路で毎月1回のチャリティースリランカカレーです。
チキンカレー・ダールカレー・パパド・サラダのスペシャルセット600円です。まもなく完売。 ぜひお越しください!
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東京都練馬区豊玉南1-4-2
西武新宿線沼袋駅から徒歩11分くらい

出所:大澤優真撮影
出所:大澤優真撮影





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