クスクス/RHQへの法的対応/自由権規約で勧告が出された意味

2024年9月2日(月)~9月8日(日)の記録(https://x.com/yumananahori)です。
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今週は、難民・仮放免・外国籍・日本国籍の方から計81件の相談を受けました。
食料関係×2/住居関係×26/医療関係×12/入管関係×6/教育関係×9/その他×26
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■9月3日(火)「クスクス」
セネガルの方がセネガル料理を作ってくれました。クスクス。すべて野菜。少し辛くて美味しかったです。

出所:大澤優真撮影

■9月5日(木)「星屑のひとりとして思うこと」
翻訳家のふしみみさをさんの『僕たちは星屑でできている』の書評です。いま考えるべきことがギュッと詰まっています。逃げてきた人、たどり着いた先の国の人。
「忘れないで…愛することを…自分の価値を…恐ろしい光景を見たとき…すぐに忘れられてしまうことだから」

伏見操 星屑のひとりとして思うこと[『図書』2024年9月号より]
去年の九月から、アフリカ出身の難民男性Pさんが、私の両親といっしょに実家で暮らしている。ウィシュマさん名古屋入管死亡事件をきっかけに、私は入管施設に収容されている人々の状況、難民申請者や仮放免者が置かれている状況を知った。こんなことが日本で行われているな

■9月5日(木)「人道支援を止めるな!地中海からのSOS!生きたいと望む人々に!」
助産師の小島毬奈さん。様々厳しい状況の中、地中海で文字通り命を守る活動をされています。強く応援しております。

人道支援を止めるな!地中海からのSOS!生きたいと望む人々に! - クラウドファンディング READYFOR
自由を求め、地中海を渡る人々。救助船の必要性がここにある。 - クラウドファンディング READYFOR

■9月6日(金)「DEARな人」
開発教育協会(DEAR)の会報誌『DEAR News』にインタビュー記事を掲載していただきました。 大きく取り上げてくださりありがとうございます。たいしたことをできていないのでお恥ずかしいのですが、教育関係者の方にも現状が届くと嬉しいです。

出所:DEAR News
会報DEAR News発行! 特集:大阪コリアタウン歴史資料館 | 開発教育協会(DEAR)
DEARは公正な地球社会の実現をめざし、「知り・考え・行動する」開発教育を推進するNGO。開発教育・参加型学習・ワークショップ・主体的・対話的・深い学びの実践・研究・教材・講師派遣をおこなっています。

■9月6日(金)「難民・移民のわたしたち」
インタビューの内容を掲載していただきました。イラストまで書いてくださって嬉しいです。 ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。

難民・移民のわたしたち :雨宮 処凛 | 河出書房新社
難民・移民のわたしたち 遠い国のことじゃない――いま、日本に暮らす難民・移民の人たちは何に困っているの? 当事者や支援者、子どもたちのリアルな声を集めた「難民・移民」を知るための超入門書。

■9月6日(金)「それはわたしが外国人だから?日本の入管で起こっていること」
第一回「難民・移民フェス」でのコメントを掲載していただきました。そこで初めて出会った人たちと一緒に支援をし続けています。繋ぎ合わせてくれた場です。ぜひご覧ください。

それはわたしが外国人だから? 日本の入管で起こっていること | 図書出版 ヘウレーカ
ともに生きるってなんだろう?...

■9月7日(土)「われらの再出発〜失業サラリーマンたちの6か月〜」
すごいドキュメンタリーを観ました。世代によって色んな見方ができるのかなと思ったりしつつ。ハッピーエンドとして捉えていいのか、どうなのか。今と何が違って何が一緒なのか。 今この時代に必要な映像だと感じました。

われらの再出発〜失業サラリーマンたちの6か月〜 - 時をかけるテレビ〜今こそ見たい!この1本〜
池上彰が過去番組から時代を超えたメッセージを読み解く。1997年放送の職業訓練校のドキュメンタリー。山田洋次監督はこの番組を見て「学校Ⅲ」を製作したと言う。 1996年東京都立亀戸技術専門校(当時)のビル管理科に入学した中高年の16人は、いずれもバブル経済崩壊後の不況下、リストラや倒産などで職を失ったサラリーマンたち...

■9月7日(土)「ホームレスになるということへの感覚」
日々、家賃が払えずホームレスになりそうという相談を受けています。全てには対応できていません明日、路上生活になるアフリカの方がいると支援者の方から連絡がありました。 私自身にホームレスになるということへの感覚が麻痺してる気もしています。自己防衛かもしれないけれども慣れてもいけないのかも。

■9月8日(日)「RHQへの法的対応」
RHQの保護費が少なかったり、困窮状態にも関わらずに切られてしまうことに対して、法的に対応することはできないのでしょうか。やはり行政措置だからということで門前払いなのでしょうか。 決定者の裁量が広すぎて「煮ても焼いても」状態です。決定権のない(?)RHQ窓口スタッフの方も大変そうです。

■9月8日(日)「自由権規約で勧告が出された意味」
22年11月に自由権規約委員会で仮放免者に適切な支援と収入を得るための活動を検討しなさいとする勧告が出ました。 当時、社会権規約なら応答してくれるのかなと思っていましたが、自由権規約の方でこの勧告が出された意味や広がりをどのように捉えれば良いのでしょうか。

「仮放免」に国連も懸念 外国人の過酷な処遇、難民認定数も極端に少なく:東京新聞 TOKYO Web
<連載 この国で生まれ育って 「入管法改正」の陰で>解説 在留資格がない状態で日本で暮らす外国人に対し、働くことを禁じるなど生活を厳し...
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