2024年7月1日(月)~7日(日)の記録(https://x.com/yumananahori)です。
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今週は、難民・仮放免・外国籍・日本国籍の方から計90件の相談を受けました。
食料相談×5/住居相談×12/医療相談×18/入管関係相談×4/教育関係相談×9/その他×42
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■7月2日(火)「帰ってきました」
日本に帰ってきました。 ベルリンでは公的・民間で頑張る人たちとの良い出会いがありました。関係者の皆様に強く感謝申し上げます。
ヒアリング結果はどこかで報告したいと思いますが、ベルリンの公的民間の人たちは、大変な苦労があるけれども「誰一人取り残さない」を目指し、そして実践しているということです。それが法制度にも結び付いている。私も日本に暮らすすべての人の命と健康を守るための実践と研究を続けます。
ベルリンの皆さんと市民手当(生活保護)や難民移民支援の話をして噛み合っていたように感じました。目指すべきところがなんとなく見えたかもしれません。「日本にも実践している人がいることで私も励まされた」と何人も言われました。今後も有機的につながりたいです。
■7月4日(木)「サイクリング」
今日はサポーターの方から自転車のご寄付をいただきました。交通手段なく困っている仮放免の方にお渡しします。強く感謝申し上げます。 夕方まではお茶をさせてもらって、少し涼しくなってからご寄付の自転車でサイクリングして帰ってきました。楽しかったです。
■7月4日(木)「相談相次ぐ」
家を失うとか、重病だけどケアができないとか、支える人がいないなどの深刻な相談が相次いでいます。食べ物がない、お金がないという相談も相変わらず。怒りをもってそれを私にぶつけながら訴える人もいます。 どうにかしたいですが、どうにもできない現実も。まずは私にできることをやっていきます。
■7月4日(木)「難民不認定取り消し 同性愛『逮捕の恐れ』―アフリカ北部の男性・大阪地裁」
勇気付けられる判決です。性的マイノリティであることで迫害や暴力を受け、日本に逃げてきたが仮放免という人を他にも知っています。早く難民認定していただきたいです。
■7月5日(金)「ホームレス向け無料食料、ワーホリの若者らが行列 『3割は日本人』」
「どこの国から、なぜ来たかは問わない。若い人がお金がなくて食べ物を盗んだり、体を売ったりしなくていいように、力になりたい」
■7月5日(金)「円安で膨らむワーホリ日本人『出稼ぎバブル』 仕事見つからない人も」
「同協会によると、「出稼ぎ」を主な目的とする渡航者が増え始めたのは22年の夏ごろからだ」
■7月5日(金)「インシャッラー」
ぺシャワール会の会報が届きました。各地で尽力されている方がいることで励まされます。 中村哲さんのお話、これは日本で移民難民支援をしていても皆さんから感じ取ることがあります。インシャッラー。
■7月5日(金)「ジョブセンター」
ベルリンで複数のジョブセンター(福祉事務所)や関係者にヒアリングした時に、こちらから求めてないのに難民や移民の話が出てきました。労働市場への統合の話です。 ベルリンではその存在は当たり前で、支援や統合・共生を目指すことは自然なことなのだなと感じました。
■7月6日(土)「健診結果報告会の準備」
今日は北関東医療相談会で明日の無料健康診断の結果報告会の準備でした。 どの団体もそうだと思いますが、北関東医療相談会も財政的に厳しい状況で、毎月行っている野菜・米・おかずの食料支援を、来月から米だけにせざるを得ない状況です。
■7月7日(日)「健診結果報告会(群馬県太田市)」
今日は群馬県太田市で北関東医療相談会の無料健康診断の健診結果報告会でした。 50名の受診者、20名のボランティアでした。皆さま暑い中、大変ありがとうございました。駅前の温度計は39度でした。
健診結果を踏まえて、各医療機関への受診サポート中です。医療費はご寄付で対応しています。廊下に立っていたら何家族から「家賃が払えません」「光熱費が払えません」という相談を受けました。 今日も支援者の方といつまで続けられるかという話をしていました。お金と人手。どの人も頑張っています。何とかして突破口をつくりたいです。