2023年1月23日(月)~29日(日)のTwitterの記録です。
■1月24日(火)「難民危機がこの日本でも」
困窮外国人支援が大変なことになっています。多くの支援者が連日夜まで対応しています。終わりません。仮放免の方から家賃払えない、病院に行けないという相談。在留資格があるが困窮化して家から追い出される、追い出されたという相談。命からがら逃げてきてホームレス状態になっている難民。様々なカテゴリーの外国人が苦しんでいます。外国人支援団体には相談が殺到しています。どこも同じ感じとのことです。公的な保障が少ない又は無い。民間支援団体がリソースを持ち寄ってなんとかする。昼夜問わずボランタリーに活動する。現場はこんな感じです。
シリア危機の時に、ドイツに逃げた100万人を超えるシリアの人々を含む難民の方々が役所の前に列をなし、寒い中、凍死してしまった人もいると現地の支援者に教えてもらいました。大変だなあと思っていましたが、それに近いことが、いま、この日本で起きています。遅い時間にも関わらず、対応してくれる支援者の方がいます。今日、外国籍のホームレスの人がいると知って公園まで駆けつけてくれた方がいます。ホームレス状態の難民の女性の存在を知って住居を探してくれている人がいます。本当にありがたいです。こうならないでも良いような制度仕組みが必要です。
■1月26日(木)「早朝から深夜まで」
困窮外国人支援の現場、連日、大変なことになっています。早朝から深夜まで。なぜこんなことになっているのでしょうか。難民の妊婦さん。出産間近で病院が決まっていない。しかも家もない。小さいお子さんまでいる。家賃が払えずホームレス化の危機にある難民や仮放免者からの相談。支援者の人と一緒に「いやぁ…どうしましょうね」といい続けています。 このままだと支援者も共倒れしてしまいます。運用や制度の改善が急務。明日、入管法関係の記者会見に出席することが急遽決まりました。仮放免者の苦境を訴えたいと思います。本当に大変です。
■1月26日(木)「またホームレスになった難民」
また、ホームレスになった難民の方の相談です。ホームレス化する難民問題、本当に大変なことになっています。とにかく家が必要です。
■1月26日(木)「記者会見」
入管法改定案反対の記者会見を行っています。「生きていけない」「ホームレス化する」難民・仮放免者の状況についてお話しました。記者会見の直前に路上生活している難民の方の相談がありました。この後は難民の妊婦さん小さいお子さんのところに行きます。家はありません。病院も決まっていません。
難民の妊婦さん小さいお子さんのご家族に会いに行きました。本人は大丈夫と言っていましたが、しんどそうに見えました。 病院も決まってないし、家もない。公的保障がないから全額誰かが出さないといけない。どうにかしないといけない。ホテルで出産は避けたい。とても心配です。
■1月28日(土)「難民の妊婦さんと子どもたち」
難民の妊婦さんと小さいお子さん。家もない。病院も決まっていない。 病院探し、住まい探し、冬服や子ども服の提供、食料の提供、おもちゃの提供、妊婦さん相談、健康相談。多くの支援団体や個人の方々が動いてくださっています。ありがとうございます。私ができていることは少なく。無事を願います。
■1月28日(土)「誰のための改定案なのか」
提出が予想されている入管法改定案は「誰のための」改定案なんだろうかと考えています。その他の法制度もそうです。
■1月28日(土)「異国で暴力や未払い『もし自分だったら』 高校生が立ち上がった」
「インドから帰国し、自分の身に置き換える癖がついていた。どんなにつらいだろう。何かできないか」
■1月28日(土)「『普通』の人」
私の手が荒れているのをみて、オーバーステイ状態の方が「これ使ってね」とカットバンを渡してくださいました。ありがとうございます。 オーバーステイと聞くと得たいの知れない外国人のように思われる人もいるかと思いますが、町で歩いている「普通」の人です。それ以上でもそれ以下でもありません。
■1月28日(土)「感謝」
忙しい自慢は誰も得をしない気がするのでしたくないのですが、本当に困窮外国人支援の現場は目まぐるしいことになっています。そういうなかでも多くの支援者の方がリソースを持ち寄って対応してくださり、感謝しかありません。 頑張りきれないので、どこかでしっかり寝て休もうと思います。
■1月28日(土)「大澤さん、助けれくれたから」
家を失い路上生活になっていた外国籍の方が路上を脱することができました。少し時間がかかりましたが、よかったです。ホッとしました。その方から「大澤さん、助けれくれたから」とブレスレットをいただきました。大事に持ってらしたんだと思います。基本、物はもらわないようにしているのですが、いただいた方が良いタイミングかなと思い、いただきました。故郷の石が使われているそうです。腕に巻いてくれました。身体に障害をお持ちなので生活が大変です。とりあえず医療のサポートをします。「仕事をしたい」とお話されています。修士号をお持ちの方でもあります。頑張ってほしいです。
■1月28日(土)「お金と人手をどうにかしなくては」
金曜日は入管に行き手続きをしました。木曜日も行きましたが、週末は混む印象があります。
その後、仮放免状態の女性の精神科通院。ご本人から「苦しい」と電話があり、何度かお会いして調整が必要だったので時間かかりましたが、金曜日に受診できました。泣いていました。しんどかったのだと思います。医療費は15000円くらいでした。早めに自立支援医療の申請をします。
その後、家を失った難民の方と電話。とりあえずホテルへご案内することに。その後、ホテルの住所を伝えるために電話したらつながらなくなってしまいました。どうしたのでしょうか。とても心配です。
そのあとは北関東医療相談会の事務所に行きミーティング。今後の仮放免や難民の皆さんの医療費だけで500万円以上かかる見込みです。さらに、今月だけで仮放免の人への食料支援が30人以上増えてしまいました。家賃を待っている人もいます。お金と人手をどうにかしなくてはという話をしました。
■1月29日(日)「アンブレラ基金へのご協力を」
「ホームレス化する難民・仮放免者」が続出しています。原則、公的制度がないので、民間でどうにかしないといけません。アンブレラ基金でホテルを手配して当座の宿を確保します。今日もお一人難民の方をご案内しました。ホームレス化を防ぐためのご協力をお願いいたします。
■1月29日(日)「路上生活をする子連れの妊婦さん、生活苦で自殺未遂の男性…。医師や支援者が見た『魂の殺人』。改定案提出に反対する理由」
困窮外国人支援の現場は本当に深刻です。
■1月29日(日)「命を絶ったイタリア人男性 急増する外国人ホームレス」
TBS 2023年2月4日(土)17時30分~
取材を受けました。「ホームレス化する難民・仮放免者」が相次いでいます。今日もお一人ホームレス化している難民の方をホテルで保護しました。次の行き先は決まっていません。公的制度がないのでどうしようもありません。限界です。