【無料低額宿泊所】2019.8.17 貧困研究会定例研究会に参加して

※この記事は2019年8月17日に「はてなブログ」に掲載した記事を転載したものです。

貧困研究会の定例研究会に参加した。

第32回定例研究会無料低額宿泊所のゆくえ | 貧困研究会

テーマは「無料低額宿泊所(以下、無低)」について。無低とはなんぞやとやってしまうと長くなってしまうので、詳細は以下のリンク参照。簡単に言うと、お金のない人や生活保護受給者を無料または低額で泊まらせる宿泊所。しかし実際にはそこそこのお金をとるし、劣悪な住環境の場合もある。「貧困ビジネス」と批判されることもある。

生活保護費を搾取する「大規模無低」の正体 | 政策 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

今回は、そんな近年問題視されている「無料低額宿泊所」についての研究会だった。講師は山田壮志郎先生。日本福祉大学の教授で、現在国で行われている無低に関する検討会の委員でもある。https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syakai_390337_00001.html

無料低額宿泊所の研究――貧困ビジネスから社会福祉事業へ
無低に関しては2018年に社会福祉法と生活保護法の改正があった。社会福祉法の改正では「貧困ビジネス」規制について、生活保護法では優良無低(日常生活支援施設)の創設について規定された。
詳細は山田先生の論考がよくまとまっているので参照されたい(ひとつ上のリンク先の第1回検討会資料参照。なぜかリンク先を表示できない…)。

今回はここまで。以下、次回ブログへの導入。

家がない人が生活保護を受けると施設に回される。その施設がとても劣悪。24人部屋なんてのもある。お金もすごい取られる。だから自分のアパートに早く移りたい。しかし役所の許可が必要。どんな条件で許可されるかわからないし、いつ許可されるのかもわからない。我慢できず施設を出る。路上生活。生活保護は受けたくない。ずっと路上。生活困窮。というようなことが行われている。珍しいことではない。日常茶飯事。

続きはまた今度。

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