2024年6月3日(月)~9日(日)の記録(https://x.com/yumananahori)です。
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今週は、難民・仮放免・外国籍・日本国籍の方から計113件の相談を受けました。
食料相談×5/住居相談×26/医療相談×24/入管関係相談×8/その他×50
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■6月4日(火)「予告動画」
予告動画が公開されました。 多くの方から「テレビ見ます!」とお話いただいています。私の顔と声が出てきて恥ずかしいですが、でも是非ご覧ください。今だからこそ必要なドキュメント。
■6月5日(水)「WhatsAppを開くと」
WhatsAppを開くと血だらけの写真。病院に行きたいということなのですが、聞いても詳細がわからないのでなんともできず。 その他に、朝LINEを開いたら、家賃の相談も複数きていました。
■6月6日(木)「線引きは私が決めます」
皆様に共有したいことが山ほどあるのですが、なぜか相談が止めどなく押し寄せていてその時間が取れません。 誰をサポートするかしないか選別しています。線引きは私が決めます。その線引きが合っているのかわかりません。ある仮放免の方にできないとお伝えしたら「どうか助けてください」と。悩みます。
■6月7日(金)「裁判」
月曜日に仮放免の方の裁判に行きました。入管内での暴行に関する裁判です。証拠も出揃っているように「制圧」という形で無抵抗な人に暴行が行われていることが明らかなので、適切な判決が行われることを願います。
木曜日も仮放免の方の裁判でした。難民認定を求めるものです。原告である仮放免の方が難民である理由を語っていました。本国政府の思想的取締の怖さが伝わってきました。国側から証拠はあるのですかと質問がありましたが、ご本人は「証拠を残す民主家活動家はいません。○○で抗議活動をやりますから集まってくださいなんてことを言ったら私は消されてしまう。日本とは違うことを理解してください」と言っていました。裁判所の皆様はどう考えたのでしょうか。
この支援活動に携わるようになってから、自分の物差しを自覚することが増えました。信じられないほどの事実に接することが多いです。
■6月7日(金)「一人でやってたら瞬く間にバーンアウト」
とても厳しい状態の外国籍の方に出くわして、自分がやらないとこの人はどうなってしまうんだろう、生きていけないのではという場面に遭遇します。そういう時は信頼できる皆さんに相談しまくります。そうすると気持ちが軽くなります。ありがたいです。一人でやってたら瞬く間にバーンアウトです。
■6月7日(金)「どんどん切られるRHQの保護費」
難民認定申請してから数か月後(長い人は6か月後)に国の外郭団体が行っているRHQの保護費を受け取ることができます。その間は支援団体が支援をして何とかサバイブするしかありません。私が支援している方もやっとで受け取ることができました。
しかし、最近、支援を受け取って数か月で保護費が切られてしまうケースが急増しています。働けていないにもかかわらず切られる人、小さい子供がいるのに切られる人、病気があり通院が必要なのに切られる人、沢山います。これは誰に相談すればいいのでしょうか。死活問題です。
やっとで保護費が決まったのに数か月で切られる。今年度から少し状況が改善したかなと思ったのですが、そうではありませんでした。難民認定申請者の命と健康はどうでもいいということでしょうか。
■6月8日(土)「今夜!」
本日の23時からです。ぜひご覧ください。多くの方から「見ます!」「録画予約しました」とご連絡いただいています。
■6月9日(日)「あなたの隣人になりたい〜“難民”の人々と歩む〜」
色々と思いだしてグッときていました。関係者の皆さま、ご覧いただいた皆さま大変ありがとうございました。「隣人」のことを多くの方に知っていただければ幸いです。 再放送は6月13日(木) 午前0:00〜午前1:00、NHK+でもご覧いただけるとのことです。是非ご覧ください。