【朝日新聞 掲載】定塚遼「(現場へ!)ホームレス難民:全5回連載」

2024年12月、定塚遼記者の連載です。第3回でインタビュー記事を掲載していただきました。
これが路上で生活することを強いられている難民のリアル。まずは知ってほしい。是非ご覧ください。どうにかしなければなりません。

第1回:妊婦の食べ物はゴミ箱から 苦しむ日本の難民申請者 支援なく路上に
路上の妊婦。いま日本で起きていることです。
「体調がどんどん悪くなり、何度も倒れそうになった。とにかく、おなかにいる子の命のために生き延びなければ、とだけ思っていました」

妊婦の食べ物はゴミ箱から 苦しむ日本の難民申請者 支援なく路上に:朝日新聞デジタル
■現場へ! ホームレス難民(1) 着のみ着のまま、段ボールやベンチの上に横たわる。雨露を防ぐものは、何もない。 11月中旬、風が冷たくなった東京都心の公園で、7~8人の難民申請者が、寒さに耐えながら野…

第2回:野宿の妊婦も支援されず 難民条約加入40年超、支える法律なき日本
「妊娠中の体に、深夜、冷たい雨が吹き付ける。寒くて眠れない。夫がゴミ箱から拾ってきてくれた食べ物のかけらで、栄養をとる。政治的弾圧から逃れて、アフリカから今秋日本に来た20代…東京で路上生活を経験した」

野宿の妊婦も支援されず 難民条約加入40年超、支える法律なき日本:朝日新聞デジタル
■現場へ! ホームレス難民(2) 妊娠中の体に、深夜、冷たい雨が吹き付ける。寒くて眠れない。夫がゴミ箱から拾ってきてくれた食べ物のかけらで、栄養をとる。政治的弾圧から逃れて、アフリカから今秋日本に来た…

第3回:命つなぐ民間、運営は限界
路上に放置された難民。若者、妊婦、子供。保護してきましたがまもなく限界が。断ることも増加。命を支えられない。
「継続支援の費用がかさみ、運営は厳しい。…『大げさではなく、救える命が救えなくなる』」

(現場へ!)ホームレス難民:3 命つなぐ民間、運営は限界:朝日新聞デジタル
 日本では難民申請者が路上生活を強いられることが少なくないが、他国ではどうか。 ドイツを中心に、難民申請者の生存権を研究する千葉大学助教の山本響子さん(30)に聞くと、「ドイツでは、到着した日から住居…

第4回:「私も、同じ人間ですよね?」 移動も制限 悩む難民申請者の子ども
16歳。SNSの差別発言は「悲しいとは思うけど、毎日感じる差別に比べると、正直あんまり。自由に行きたい所に行くとつかまるとか、お金がなきゃ食べられないのに働いたらつかまるとか。そういう中で過ごしてますし」

「私も、同じ人間ですよね?」 移動も制限 悩む難民申請者の子ども:朝日新聞デジタル
■現場へ! ホームレス難民(4) 「お医者さんになりたい。たくさんの人の病気を治してあげたい」。小学生の女の子は、11月に会ったとき、少し恥ずかしがりながら、将来の夢を教えてくれた。前回の記事で紹介し…

第5回:「冬になったら命が危険に」公園で耐える難民申請者 人の尊厳とは
連載最終回です。 今も外で助けを求めている人がいます。
「申請者の一人は言った。『冬になると、命が危険になると思う。ときどき思い出して、見に来て下さい。もしひどい状態だったら、助けてください』」

「冬になったら命が危険に」公園で耐える難民申請者 人の尊厳とは:朝日新聞デジタル
■現場へ! ホームレス難民(5) 「ここが、私のベッドだよ。変わらず。この5カ月間」。11月の東京都内の公園で、アフリカ出身の難民申請者ジョゼさん(仮名)はそう言って、土の上に置かれた数枚の段ボールを…

英語版:Lacking support, asylum seekers in Japan end up living on streets
朝日新聞「ホームレス化する難民」の連載、英語記事です。助けを求めてきた妊婦を路上に留め置くのはダメ。日本の現状を多くの人に知っていただきたいです。

Lacking support, asylum seekers in Japan end up living on streets | The Asahi Shimbun: Breaking News, Japan News and Analysis
After fleeing brutality in their homeland and bouncing around from country to country, an African couple thought they could find solace in Japan.
タイトルとURLをコピーしました